080 つい最近まで、永らく武装中立を国是としてきたスウェーデンにとって、厳格に中立を維持する為に主力兵器を国外製のモノとするのは良しとされず、また、仮想敵国であるソ連/露西亜がバルト海とフィンランドを挟んで目と鼻の先と言う地理的要因もあり、東西軍事衝突が起こった時には否応なしにソ連の西進ルートにあたる為、侵攻してくるソ連の先制攻撃(特に飛行場と航空機に対して)を受けるのは必至であった そこで、主力戦闘機には航空基地に先制攻撃を受けても反撃能力を維持しうる様に ・洞窟やトンネルを利用したシェルターに秘匿する為、陸上機でありながら艦載機の様に主翼や尾翼を折りたためる機体構造 ・少ない機数で複数の任務を遂行できる多目的性 ・反復出撃時間を極小化する為の高い整備性 ・爆撃を受け距離の短くなった滑走路や、部分的に強化され代用滑走路となる高速道路の短い直線部分でも運用できる高いSTOL(短距離離発着)能力 等、同時代の他国の戦闘機にはない特徴が盛り込まれた 特に異色なのは、STOL製追求の為に本来は旅客機用である、スラストリバーサー(逆噴射装置)を備えたJT4Dを搭載したコトだろう 匿名さん2024/08/31 22:251