454 国鉄C54形蒸気機関車 昭和6年に17両だけ作られた。その3年前まで量産されていたC51の後継機となることを見込み、線路規格の低い亜幹線でも運用が可能なように設計されたが、使い勝手が悪かったようである(軸重が軽く空転しやすかった)。そのためか早々に増備が打ち切られ、その後の同じ用途の機関車の増備はC55、さらにC57に移行している。 少数形式であったためか退役も早く、「SLブーム」が本格化するはるか以前の昭和38年までに全機退役してしまった。保存機は1両もない。 ロド2021/05/04 20:18hRxI7CN54Qr7