917 ●精神論を持ち出す時、日本は大抵弱っている 「日本のゴミ拾いは世界一」のように日本人の高いモラル、高潔な精神みたいなものが外国人に褒められましたというニュースが氾濫する時というのは往々にして、日本が危機的状況に追い込まれている時であることが多い その代表的なケースが、太平洋戦争末期だ。ミッドウェー海戦に敗れて、絶対国防圏も破られて東京や大阪など大都市に続々とB-29が飛んできて焼夷弾を雨のように降らせるようになると、一般国民の中でも「この戦争は負けるな」と感じる人が多く出てきた しかし、そのように危機的状況に追い込まられるほど、奇妙なことに「日本人の精神がいかに優れているのか」という方向のニュースが増えていくのである。 軍事衝突では負けてばかりで、国内の情勢的にも、苦しい、貧しいというムードが強まっている。にもかかわらず、新聞やラジオでは「大和魂を世界が称賛」みたいな話が急増していたのだ。 わかりやすいのは、日本軍がビルマ戦線でインパール作戦を遂行していた最中の1944年4月10日、「読売新聞」で報じられた「驚嘆・日本人の『アッツ魂』ソ連で少国民の教材に採用」という記事だ。 匿名さん2022/12/01 06:532
923 >>917 いやいや、ワールドカップでの日本人の清掃を世界中の褒め称えているのは事実。 これはBBCの報道だが、英国なんかは負け試合の後にフーリガンが暴れる事が社会問題化しているから、余計日本人の行動をある意味不思議な現象として好意的に捉えている。 アルジャジーラにしてもガゼッタデロスポルトにしても同様。 日本発のニュースなんかではない。 匿名さん2022/12/01 10:492iSzUocnQAI
924 >>923 >>917>>918の記事をオレも読んだが、アッツ島玉砕の記事(大本営発表バンザイ記事)と日本人サポーターの記事(海外メディア·SNS発)を並列に扱うのが無理がある 記事では最後に 《衰退期に精神論にのめりこむことの恐ろしさだけはあらためて、肝に銘じておいた方がいい》 と締めくくってて、これは確かにそうなのだが、衰退期だったら尚更 “襤褸は着てても心は錦” と矜持·道徳心を忘れずにいないと、ホントに心も貧しくなる ロド2022/12/01 11:06hRxI7CN54Qr7