370 フミ斎藤 ◆そういったアメリカのビジネス、アメリカのメディアと比較してしまうと、現在の日本の出遅れ感って凄いんです。 プチ鹿島 ◇凄いですよね。 ◆日本にはさまざまなスポーツコンテンツがあって、それらと契約してくれるメディアやマーケットがあることはある。 でもアメリカと比べてしまうと、日本はもう経済大国じゃないんだなと思ってしまうんです。 だって何百億、何十億、何千億っていう大きな数字は、アメリカ、ヨーロッパを始めとする海外ばかりじゃないですか。 ◇まあ、遠い国の話を聞いているような感じですよね。 ◆アメリカは物価もバカ高くなったけど、人々の年収も上がっている。 しかし、日本ではここ30年ほど、ボクらのギャラも含め、何から何まで横這いどころか低下している。 だからマーケットとして海外に対抗できなくなっちゃったというのは本当のことですからね。 (・_・) 匿名さん2024/10/19 00:56
372 フミ斎藤 ◆プロレス界では、昔はアメリカのトップレスラーはみんな争うようにして日本に来ていたんです。 それはファイトマネーがよかったからです。 鹿島 ◇いま考えると、新日本も全日本も毎シリーズ、凄いメンバーが来てましたよね。 ◆80年代までは、たとえば新日本だったらハルク・ホーガンやアンドレ・ザ・ジャイアントらが毎シリーズのように来ていたわけでしょ。 全日本はブルーザー・ブロディ、スタン・ハンセン、ザ・ファンクス、ハーリー・レイス、ミル・マスカラスらが年に何回も来ていた。 ◇いまだったらできないですよね。 ◆当時、アメリカのトップレスラーのギャラが週5000ドル程度だった時代、馬場さんや猪木さんは週1万ドル、2万ドル払っていたんです。 ◇単純に日本のほうが倍稼げたと。 ◆それがいまではアメリカで年俸ミリオンダラー(100万ドル)を取るレスラーは、WWEだとざらにいます。 つまり、ひと月1200万円くらいということでしょ。 よっぽど観客動員力があって興行の目玉にでもならないかぎり、日本の団体はそんな外国人レスラーは呼べないでしょう。 (・_・) 匿名さん2024/10/19 01:28
373 江夏の21球 「早過ぎたスタート」 近鉄は土壇場まで追い詰められた。 3対4。残る攻撃は1イニングしかない。 9回裏、先頭の6番・羽田耕一が江夏豊の初球、外角シュートをセンター前へはじき返した。 監督の西本幸雄はすかさず代走として藤瀬史朗の名前を球審に告げた。 この年、シーズン27盗塁をマーク。 代走で55試合に起用されると25盗塁に成功、失敗はわずか2と9割を超える成功率を誇った。 そんな「取っておきの代走」を指揮官は日本一の行方を大きく左右する土壇場で起用した。 交代を告げてベンチに戻る監督と、ベンチから出た代走は自然と交差する。 そのときに耳打ちされる、言葉は決まって「絶対にアウトになるなよだった」。 (・_・) 匿名さん2024/10/19 01:52