269 《きれいすぎる海では水産資源が育たない》 コンビニお握り🍙で海苔を使わないモノが増えている その理由が 《海がきれいになりすぎた為》 瀬戸内海ではこの四半世紀で海苔の収穫が半減している 育っても《色落ち》して全く風味がなく、商品にならない割合も増えている 原因として浮かび上がってきたのが、海中に含まれる「窒素」などの成分 工場などからの排水に窒素が多く含まれ、かつて高度成長期には大量に海に流されたため「赤潮」がたびたび発生、ひん死の海と呼ばれた そこで国は法律を定めてほかの海域より窒素の排出を厳しく制限 半世紀かけて水質は大幅に改善しあ ところが、きれいになりすぎた海がかえって水産資源に悪い影響を与えていることが分かってきた 実は窒素などの成分は 《栄養塩》 とも呼ばれ、魚のエサとなるプランクトンを育んできた その栄養塩が、水質改善によってこの20年で3分の1にまで減少 それにともなって、瀬戸内海特産のイカナゴの水揚げは最盛期の3割に かきが小ぶりになり、のりも色落ちが目立つようになった 《きれいな海》がすなわち《豊かな海》とは限らない、ッてコトだそうだ なかなか難しいね ロド2021/03/27 13:59hRxI7CN54Qr7