222 >>221 自由主義の看板を掲げる国にさえも、中国の「罠」は仕掛けられている。原題の意味するところは、韓国でのこの体験に明らかだ。 米国さえも一時期、ドルクン氏を入国させずにいたなか、日本だけが彼を入国させ続けた。安倍晋三元首相のような有力政治家がドルクン氏に会い、その要望を聞いて、中国で投獄されていたウイグル人の学者を救い出したこともあった。 ドルクン氏が日本を「奇跡の国」と呼ぶ理由は、ひとえに安倍氏のウイグル問題への尽力による。 本の発売を前に、2日夜には「発売記念イベント」が都内で催され、ドルクン氏とともに私も登壇した。その際、版元である飛鳥新社の編集長・花田紀凱氏からこんな質問が出された。 「今、ウイグル問題の解決のために、日本は、われわれに何ができるのか」 ドルクン氏の答えは2つだった。 1点目は「ウイグル人の強制労働が疑われる産品を買わないこと」。これは同時に、日本企業がウイグル人の強制労働に加担しないよう、サプライチェーンの見直しを徹底してほしいとい訴えでもある。 匿名さん2023/11/12 06:07