>>640
岸田総理がインドネシアに出発　友好関係50周年を迎えたASEANとの協力関係引き上げに意欲（2023年9月5日）

岸田総理は、ASEAN=東南アジア諸国連合の関連首脳会議とG20サミットに出席するため、最初の訪問国インドネシアに向け、先ほど羽田空港を出発しました。

岸田総理は今年、友好協力50周年を迎えた日本とASEANの協力関係をさらに深めたい考えです。また、G20サミットでは「議長国インドと連携し、G7サミットの成果をG20につなげる議論を行いたい」と話しました。
一連の会議には中国の李強首相も出席を予定していて、福島第一原発の処理水をめぐり、やりとりが交わされるかが注目されます。

　岸田総理「（ALPS処理水について）わが国の取り組みについて、理解や協力が得られるよう説明を尽くしていきたい」

一方、内閣改造・党役員人事の日程については「タイミングはまだ決まっていない」と述べるにとどめています。

>>646
岸田総理インドネシア入り　ASEAN会議出席へ【WBS】（2023年9月5日）

岸田総理大臣は、日本時間の5日夜8時ごろ、最初の訪問国、インドネシアに到着しました。ジャカルタで開かれるASEAN＝東南アジア諸国連合との首脳会議に臨み、日本によるインフラ整備や人材育成などをめぐる協力強化を確認したい考えです。また、日中韓の3カ国とASEANによる首脳会議や、アメリカやロシアなども加わるEAS＝東アジアサミットにも出席する予定です。
一連の会議に中国は李強首相が出席する予定で、東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出後、強く反発する中国側と初めて対面で向き合う場となるため、日中の首脳がどのような主張をするのかが注目されます。

>>640>>646
首相、改造明言せず外遊へ　肩すかし、自民やきもき　飛び交う臆測「解散騒動」酷似
2023/9/6

岸田文雄首相（自民党総裁）は5日、月内に行う見通しの内閣改造・党役員人事について、具体的な時期を明言しないままインドネシア、インドを歴訪する外遊に出発した。11日朝に帰国する予定で、人事は早ければ11〜13日に実施される見通しだが、首相の判断次第では25日以降となる可能性も残る。ぎりぎりまで定まらない日程に気をもむ与党議員も増えている。

岸田首相は5日の自民党役員会で「9月は外遊が多くなり日程が窮屈だが、引き続き政権運営に協力を願いたい」と求めた。新たな経済対策について「物価高から国民の生活を守る強い決意で検討を進める」と強調した。次期衆院選を巡り、公明党との間で正式合意した東京都での選挙協力復活に言及し「自公の強固な連立の下、政権を運営していく」と語った。

月内に踏み切る内閣改造・党役員人事の時期には触れなかった。その後官邸で記者団の取材に応じ、人事に関し「適材適所に尽きる。タイミングはまだ決まっていない」と述べた。

>>646
岸田総理 デジタル支援表明へ（2023年9月6日）
#岸田総理 #ASEAN #ジャカルタ

インドネシアを訪れている岸田総理大臣は、このあと、ジャカルタで開かれるASEAN＝東南アジア諸国連合の関連イベントでスピーチします。デジタルや電力の安定供給などの分野でも支援を強化する方針を表明する見通しです。
日本はこれまでASEANに対して、特に港湾や鉄道などのインフラ整備で積極的に支援を続けてきましたが、岸田総理は、ASEAN関連会合のスピーチで、デジタルやサイバーセキュリティー、電力の安定供給などについても支援を強化する方針を表明する見通しです。さらにこうした分野の人材育成についても取り組みを拡充し、ASEANとの関係強化につなげたい考えです。
2023年は日本とASEANの友好協力50周年の節目の年で、岸田総理は、12月に東京で開かれるASEANとの特別首脳会議に向けた協力も呼びかける見通しです。

>>603>>646
岸田総理「真剣勝負だ」「第三国の奪い合いになる可能性もある」 ASEAN+日中韓首脳会議（2023年9月6日）

さきほどからこちらではASEANと日本・中国・韓国による首脳会議が行われていまして、岸田総理と中国の李強首相が同席しています。
首脳会議の冒頭、中国の李強首相は処理水の問題には言及しませんでした。日本政府内には「中国のナンバー2がカメラのいる場で日本批判をするほうがニュースだ」という見方があり、ここまでは想定内ともいえます。

このあと、李強首相が処理水の問題に言及した場合、岸田総理は科学的根拠に基づき、徹底反論する構えです。今回のASEAN関連会合出席に先立ち、岸田総理は周囲に「今回のASEAN関連会合出席に先立ち、岸田総理は周囲に「第三国の奪い合いになる可能性もある、真剣勝負だ」と語っていて、国際会議の場を有効活用して、処理水を放出する方針について各国に理解を求めていくことにしています。

また、この首脳会議のあと、岸田総理と李強首相が直接接触してこの問題について話し合うかどうかですが、日本政府側では「立ち話程度だろう」との見方が広まっています。

>>646
【処理水】各国の記者から中国に賛同できない声（2023年9月6日）

　中国　李強首相「私たちの関係で最も重要なことは違いを残しながら共通点を探すこと、違いを共通点に変えること、そして共通点を探すためにはお互いの違う点を認め合うことです」

日本時間の午後3時半過ぎから始まったASEANと日本、中国、韓国の会議。冒頭、岸田総理、李首相ともに福島第一原発の処理水の問題には言及しませんでした。処理水の放出をめぐり中国はこれまで連日のように日本を非難してきました。

　中国外務省　汪文斌報道官「日本政府は国際社会の強烈な疑問と反対を顧みず一方的に核汚染水の海洋放出を強行した。中国はこれに断固とした反対と強烈な非難を表明する」

中国には処理水問題を対日外交カードにしたい狙いがあったとみられますが、国際社会で同調する国は少なく、その思惑は外れた格好です。

　マレーシアのメディア「日本は処理水放出について透明性を保っている。中国の外交は表面上では紳士的でも、行動はそうではない」

　タイのメディア「ASEANは賛成しないと思う。攻撃的な外交ではなく、もっと適切な方法をとるべきだ」

>>646
岸田総理が中国・習国家主席との関係改善に意欲「双方の努力で進めていく」（2023年9月7日）

インドネシアを訪れている岸田総理は、中国の習近平国家主席との間で関係改善していくことに意欲を示しました。
岸田総理は、ASEANに加え、アメリカ、ロシア、中国なども出席している東アジアサミットで演説し、中国の習近平国家主席と共に、「建設的かつ安定的な日中関係の構築を双方の努力で進めていく」と述べました。

また、東京電力・福島第一原発の処理水放出については、「国際的基準に基づき、安全確保に万全を期して行っている」と改めて説明し、各国に理解を求めました。
この場に同席していた中国の李強首相は、処理水の問題には言及しなかったということです。
きのう、李強首相と短時間立ち話をした岸田総理は、相手の印象について「見識のある方だと思う」と話していました。

>>646
岸田総理 インドネシア訪問成果は　処理水問題では中国と平行線【モーサテ】（2023年9月8日）

インドネシアを訪問中の岸田総理大臣は、ASEAN＝東南アジア諸国連合に関連する日程を終え、このあとインドに向かいます。

>>661>>646
13日に内閣改造　岸田総理が与党幹部に伝達（2023年9月9日）

岸田総理は来週13日に内閣改造を行う意向を固め、与党幹部に伝えました。

　公明党　山口那津男代表「（岸田総理から）13日を目指して内閣改造、党人事をできるように準備を重ねているところですと」

公明党の山口代表はきのう夜、インド外遊中の岸田総理から電話があり、「来週13日に内閣改造と自民党役員人事を行う準備をしている」との連絡を受けたことを明らかにしました。

岸田総理は、麻生副総裁、茂木幹事長を留任させる意向を固めています。さらに、松野官房長官を留任、または内閣や党の要職に起用する方向で調整が進められているほか、公明党の斉藤国交大臣も留任させる方向で調整しています。

>>646
G20サミットが開幕　首脳宣言採択が焦点（2023年9月9日）

G20サミット＝20の国と地域の首脳会議が、インドの首都ニューデリーで開幕し、日本からは岸田総理大臣が出席しました。

ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、対立が鮮明になる中、議長国インドが議論を取りまとめ、首脳宣言を採択できるかが最大の焦点になっています。
今回のG20サミットには、岸田総理やアメリカのバイデン大統領らが出席していますが、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は出席を見送りました。米中対立やウクライナ情勢などが、背景にあるとみられていて、中国は李強首相、ロシアはラブロフ外相がそれぞれ代わりに参加しています。
一方、岸田総理は一連の会議で、食料やエネルギーの供給問題のほか、気候変動などに対する日本の考えを発信したい考えです。これまでに開かれたG20の閣僚級会合では、共同声明を採択できない事態が続いていますが、過去に首脳宣言が採択できなかったことはないだけに議長国インドの手腕が問われています。

>>646
総理 中国の処理水巡る対応を批判 「突出した行動をとっている」(2023年9月9日)

中国の李強首相を前に処理水を巡る対応を3たび、批判です。

インドで開幕したG20（主要20カ国）地域サミットで、岸田総理は処理水を巡る日本の対応は「国際社会に広く理解が得られている」と述べ、各国に水産物の安全性をアピールしました。また、国際社会への説明を続ける姿勢も強調しました。
岸田総理が李強首相も出席する場でこうした発言をするのは、インドネシアでのASEAN（東南アジア諸国連合）関連首脳会議に続き、3度目です。

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岸田首相 きょう記者会見 13日の内閣改造表明 人選本格化へ
2023年9月10日 5時11分

インドを訪問している岸田総理大臣は10日、一連の外交日程を終えたあと現地で記者会見を行います。今週13日に内閣改造と自民党の役員人事を行う意向を表明する見通しで、11日の帰国後に人選を本格化させることにしています。

インドネシアに続きインドを訪れている岸田総理大臣は9日に開幕したG20サミットに出席し、ロシアによるウクライナ侵攻を背景にした食料危機など地球規模の課題に積極的に貢献していく姿勢を示し各国に協調を呼びかけました。
岸田総理大臣は10日もサミット最終日の討議に参加するなどし、一連の外交日程を終えたあと日本時間の10日夜、現地で記者会見を行います。この中で岸田総理大臣は今週13日に内閣改造と自民党の役員人事を行う意向を意義や狙いとともに表明する見通しです。

そして11日に日本に帰国したあと留任の方向で検討している麻生副総裁や茂木幹事長のほか、国土交通大臣のポストを引き続き求める方針の公明党の山口代表ら与党幹部と会談し人選を本格化させることにしています。

>>646
【G20サミット】「首脳宣言」突然の発表　ロシアへの名指し非難避ける（2023年9月10日）

インドで開かれているG20＝主要20か国・地域の首脳会議は、2日目を迎えました。初日の9日のうちに首脳宣言が採択されるなど異例の展開となっています。

　ウクライナ侵攻の表現をめぐり、とりまとめの難航が予想された首脳宣言が、すでに採択され、こちらでは「事実上、終わった」との雰囲気も漂っています。首脳宣言は日本時間の9日夜、議長国インドのモディ首相が突然、発表しました。ウクライナ侵攻をめぐり、「すべての国は領土獲得のための威嚇や武力の行使を控えなければならない」として、ロシアへの名指しの非難を避ける形で、採択にこぎつけました。日本政府関係者は「インドが指導力を見せつけた」「G20でまとめるには、みんなが妥協するしかない」と話しています。
　採択を優先し、強引とも言える形で、とりまとめられ、欧米や日本などと、中国・ロシアの対立によって、主要国の調整が難しい現実が改めて浮き彫りになりました。

　10日の2日目は途上国の債務の問題などが話し合われ、日本時間の10日夕方には閉幕します。

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自民党役員人事と内閣改造について「早ければ13日に行う」 岸田総理が表明(2023年9月10日)

岸田総理大臣は訪問先のインドで、来週13日にも内閣改造と自民党の役員人事を行うと表明しました。

　岸田総理大臣：「（11日朝に帰国後）関係者の方々と調整を進めて、早ければ13日に党役員人事・閣僚人事を行う」

岸田総理は11日の帰国後、与党の幹部などと会談し、人事に着手します。
自民党の茂木幹事長は留任の方向で調整していて、本人の意向を踏まえて最終判断する方針です。
また、麻生副総裁の留任のほか、萩生田政調会長の留任も含め要職で起用する方向で調整しています。
内閣改造については政権の要となる官房長官など主要閣僚のポストが焦点となります。

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岸田首相 午後から人事調整本格化へ 内閣改造と自民役員人事
2023年9月11日 11時57分

岸田総理大臣は、13日内閣改造と自民党の役員人事を行うのを前に11日午後から茂木幹事長ら党幹部と相次いで会談し、調整を本格化させることにしています。
インドを訪れていた岸田総理大臣は、11日朝、政府専用機で羽田空港に帰国しました。

岸田総理大臣は、13日内閣改造と自民党の役員人事を行う意向を表明していて、現在、総理大臣公邸で人事の構想を練っているものとみられます。
そして、午後からは自民党本部で茂木幹事長や森山選挙対策委員長ら幹部と相次いで会談し、人事の調整を本格化させることにしています。
また、公明党の山口代表とも会談して対応を協議する方針です。

岸田総理大臣は麻生副総裁と、茂木氏を留任させるとともに、森山氏も政権の要職に起用する方向で検討を進めています。
このほか一連の人事では、松野官房長官と自民党の萩生田政務調査会長の処遇や、公明党が引き続き求めている国土交通大臣のポストの扱い、それに全体の規模や女性閣僚が増えるかどうかなどが焦点となります。