685 《フランスのコロナウィルス第7波のえげつないリバウンド》 5月半ばにとうとう最後の規制でもあった公共交通機関でのマスク着用義務化が撤廃されて以来、その約2週間後からコロナウィルス感染は少しずつ増加傾向に転じ始め、6月に入ってからは、ちょっとその危うい感じも本格的になってきました。 パンデミックが始まって以来、数々の対策がとられたり、人の集まる行事(ノエルやバカンスなど)がやってくる度に、良きにつけ悪しきにつけ “なんらかのアクションがあった後、2週間後には、その結果が現れる現象” を目の当たりにしてきました。 まさに今回のリバウンドのきっかけの一つは、 “公共交通機関のマスク着用義務化の撤廃” であったと私は思っています。 それまでもすでに、もうほぼ日常を取り戻したかの生活ぶりではありましたが、この公共交通機関のマスク着用義務化撤廃により、フランス人の最後のタガが外れた感じでした。 最後のタガが外れたことで、それはマスクの有無だけには留まらず、まるでパンデミックは終息したような錯覚をフランス人に与えてしまったのです。 ロド2022/07/01 06:52hRxI7CN54Qr7