033 >>32 またあたおかなロドが書いてますよ。 【シン・空想科学小説】その9 酔っ払ったリカはタライ博士に顔を近づけてわざと開いた胸元が見えるように前のめりの姿勢で言った。 「ねぇ博士ぇ、カミの話じなくってシモの話わぁ?」 「オォォォ、ナンダカタイオンガアガッチャイソウデス、ハァハァ、、」 そして興奮した博士は何をしていいのか分からなくなり、思わず立ち上がって「コマネチッ」とポーズを決めた。 「なーに?今の?」 「アナタタチ、シラナイノデスカ?マァ無理もないデス。このポーズは60年以上前の旧時代に流行ったギャグです。映画監督とコメディアンをやっていた歴史上の人物、キタノタケシの渾身のギャグです。」 「わぁ、博士物知りねッ」 「そんな情報はいらないなぁ。」 リカは喜んでいたが、タケは周り道をしてなかなか本題に入らない二人のやりとりに少しげんなりした。 そして無意識下で、額に埋め込まれたスマホでキタノタケシを検索したがギャグの全容を理解するには至らなかった。 匿名さん2021/06/10 19:45 匿名さん2021/06/10 20:26