立憲民主党と共産党の関係
立憲民主党はなんか嫌がってて、共産党は共に戦った仲間みたいな事を言ってて離さない。なんかストーカーに捕まった立憲民主党って感じが笑えるw
共産党の独自路線に関する個人的な反省
2022年07月14日
野党共闘路線がなかなかうまくいかない理由はいろいろあって、安全保障に関する考え方の違いが大きいと思うが、それ以前に、何十年もの間、他の党を政権共闘の対象とみなしていなかった実績がある。一時期、「オール与党」という言い方もされたが、共産党以外は野党を名乗っていても実際は与党と同じだと位置づけられたわけだ。そんなことを何十年も言われてきて、突如として共闘しようと呼びかけられ、それに躊躇するとまた批判されるというのでは、あまり気持のよいものではない。
そういう共産党の対応が始まったのは、それなりに理由がある。1970年代まで、共産党は、日米安保条約廃棄などの一致点で社会党と民主連合政府をつくるという構想を持っていた。しかし1980年、社会党が公明党との間で政権合意を結び、共産党とは手を組まないことを明確にしたことにより、社会党との政権共闘路線は現実味を失い、共産党は党自身を強化することで影響力を強める独自路線を歩むことになった。その結果、80年代の早い時期には、その種の共闘はほぼ終焉することになる。
2022年07月14日
野党共闘路線がなかなかうまくいかない理由はいろいろあって、安全保障に関する考え方の違いが大きいと思うが、それ以前に、何十年もの間、他の党を政権共闘の対象とみなしていなかった実績がある。一時期、「オール与党」という言い方もされたが、共産党以外は野党を名乗っていても実際は与党と同じだと位置づけられたわけだ。そんなことを何十年も言われてきて、突如として共闘しようと呼びかけられ、それに躊躇するとまた批判されるというのでは、あまり気持のよいものではない。
そういう共産党の対応が始まったのは、それなりに理由がある。1970年代まで、共産党は、日米安保条約廃棄などの一致点で社会党と民主連合政府をつくるという構想を持っていた。しかし1980年、社会党が公明党との間で政権合意を結び、共産党とは手を組まないことを明確にしたことにより、社会党との政権共闘路線は現実味を失い、共産党は党自身を強化することで影響力を強める独自路線を歩むことになった。その結果、80年代の早い時期には、その種の共闘はほぼ終焉することになる。
016 への返信コメント(1件)
>>16
一方、80年代末まで唯一共闘関係が残っていたのが青年運動の分野であった。当時、世界青年学生祭典という国際イベントが何年に一度か開催され、日本からも総評青年部、中立労連（総評にも同盟にも属さない労組）、社会主義青年同盟（社青同）、日本青年団協議会（日青協）、日本民主青年同盟（民青同盟）、全学連などが統一した実行委員会（「10団体会議」と呼ばれていた）をつくって参加していたのである。
私は70年代末は全学連代表として、80年代末は民青同盟の代表として会議に参加し、政治的立場が異なる人と話し合う難しさとともに、それでも合意点を見いだすことへの面白さを感じていた。ところが、80年代末の統一のための協議過程で、共産党の★宮本顕治議長（当時）から青年学生対策委員会（★志位和夫氏が責任者）を通じて、合意が達成できない原因について◉道理のない指導があった。ソ連共産党のゴルバチョフ書記長が唱えた「新しい政治思考」に社青同が影響を受けていることが原因だから、それを批判する民青同盟の論文を公表し、「赤旗」に掲載せよというのである。
一方、80年代末まで唯一共闘関係が残っていたのが青年運動の分野であった。当時、世界青年学生祭典という国際イベントが何年に一度か開催され、日本からも総評青年部、中立労連（総評にも同盟にも属さない労組）、社会主義青年同盟（社青同）、日本青年団協議会（日青協）、日本民主青年同盟（民青同盟）、全学連などが統一した実行委員会（「10団体会議」と呼ばれていた）をつくって参加していたのである。
私は70年代末は全学連代表として、80年代末は民青同盟の代表として会議に参加し、政治的立場が異なる人と話し合う難しさとともに、それでも合意点を見いだすことへの面白さを感じていた。ところが、80年代末の統一のための協議過程で、共産党の★宮本顕治議長（当時）から青年学生対策委員会（★志位和夫氏が責任者）を通じて、合意が達成できない原因について◉道理のない指導があった。ソ連共産党のゴルバチョフ書記長が唱えた「新しい政治思考」に社青同が影響を受けていることが原因だから、それを批判する民青同盟の論文を公表し、「赤旗」に掲載せよというのである。
