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米陸軍のレーザー兵器システム・LOCUSTを手がける米BlueHalo社CEO曰く
『この制御システムは、たんにレーザービームを目標のドローンに向けるのではなく、そのドローンを可能なかぎり最も効率的に破壊できるように照準を合わせる。AIツールによってドローンのタイプを識別し、ビームで最もダメージを与えられる弱点を特定する。』
『たとえばドローンに回転翼があれば、モーターがどこにあるかを理解し、そこを狙って攻撃できる。より高度なタイプのドローンではシーカーヘッドを攻撃することなどもできる』
LOCUSTのレーザー照射点は直径約24oほどの大きさで、一点に集中して当て続けられるので、比較的大型のドローンも一瞬で焼き切って破壊できる。ビームは6mmの厚さの鋼鉄もたやすく貫通する。
しかし、パワー以上に重要なのは制御。
メガワット級の出力があっても、目標に当てることができなければ意味がない。
「より高出力のレーザーが求められがちですが、それは有効性という点を覆い隠してしまうきらいがあります」
「安定性と制御性能が高ければ、もっと低い出力でも非常に効果的に交戦できるのです」