216 鮎が巨大化し、市民を襲う―。岐阜市を舞台にした特撮短編映画「アユラ」の撮影が、同市内で行われている。羽島市出身の柴田晃宏さんが監督を務め、エキストラの岐阜市民らを巻き込んで撮影が行われている。作品は来年公開の予定。 映画は羽島市の映像制作会社「東海制作」が手がける。同社は2019年に東宝などが運営する「ゴジラ」をテーマにした作品オーディションプロジェクトに、岐阜市内で撮影した特撮短編映画「岐阜ゴジラ」を応募して入賞した。今回、新たな短編映画プロジェクトとして「アユラ」の企画を立ち上げた。 「巨大化した鮎に県民が立ち向かう」という斬新なストーリーについて、柴田監督は「岐阜ゴジラを制作した時に、たくさんの人に助けてもらった。もっと岐阜を盛り上げられる作品を作りたいと思い、今回の作品を企画した。岐阜ゴジラで特撮を経験したことと、岐阜の名産品の中で、鮎が心をつかみやすいと思ったことが『鮎を巨大化させる』という発想につながった」と熱く語る。「他県や外国の人が『岐阜に来たい』と思ってもらえるような岐阜ネタをちりばめた。岐阜愛が伝わる映画にしたい」と意気込んだ。 匿名さん2023/09/28 12:551