781 戦車は大きくて頑丈だ。これを砲撃で壊そうと思えば、相当に巨大な大砲が必要になるはずだ。 ところが対戦車ミサイルは、兵士が携行できるほど小さくて軽い。それでも戦車を破壊することができるのは、直接の爆発で戦車を壊すわけではないからだ。 「ジャベリンなどの対戦車ミサイルは、弾頭が戦車の装甲に当たって爆発すると、弾頭内部の金属がメタルジェットと呼ばれる高温高圧高速な金属塊となり、戦車の装甲板を焼き切り、貫きます」(同) 装甲板を貫いたメタルジェットは、戦車の車内を焼き尽くし、破壊する。当然、搭乗員は無事では済まない。 戦車を動かす兵士の戦闘能力を奪ってしまえば、軍事的な目的は達成したことになる。 「対戦車ミサイルの攻撃を受けた戦車は、内部は酷い有様でも、ある程度なら外観が保たれている場合も珍しくありません。ただ、超高温高圧のメタルジェットが入ってくるのですから、戦車の中にある弾薬庫が誘爆することはあります」(同) 匿名さん2022/04/09 17:164
796 あ〜、>>781で引用してる記事も、素人が書いてるな ジャベリン等の対戦車ミサイルや歩兵携行対戦車ロケットや擲弾の弾頭であるHEAT(成形炸薬)は 《高温高圧高速な金属塊となり、戦車の装甲板を焼き切る》 のでは、ない 大きな間違い 無論、高温で融かすのでも、ない 秒速数千mとゆ〜超高速のメタルジェットの圧力で装甲板の接触面に “ユゴニオ弾性限界” を越えさせ、鋼鉄を流体化させ、その中をメタルジェットが貫通していく そもそも、弾頭内部の漏斗状に“成形”された内側に張られた銅などの金属がメタルジェットと化すのも、モンロー効果で炸薬の爆発エネルギーを漏斗中心部延長線上に集中する爆轟波の圧力により “ユゴニオ弾性限界” を越え、流体化するから 同じモンロー効果を応用した化学エネルギー弾頭である自己鍛造弾なら 《高速な金属塊が装甲を切り裂く》 とゆ〜表現が使えないコトもないが、結局侵徹体を自己鍛造するメカニズムも、鍛造された侵徹体が装甲を貫徹するメカニズムも、圧力による ロド2022/04/09 18:302hRxI7CN54Qr7
810 >>781 《装甲板を貫いたメタルジェットは、戦車の車内を焼き尽くし、破壊する》 ⇒これもね、100%間違いではないけど、侵徹後に無数の“散弾”となって車内を破壊しつくす高速徹甲弾(運動エネルギー弾)と違い、HEATのメタルジェットが車内に危害を及ぼすのは貫徹点から最大でも30°の範囲内、と言われている 無論、その範囲内にいる乗員や機器は深刻なダメージを負うのは至極当然だが、ウクライナや湾岸戦争での映像の様に、砲塔が吹き飛んで焼け焦げる様な事態には本来そうそうならない では何故ウクライナやイラクでソ連/露西亜製のT72系列の戦車があれほどの惨状を晒しているのか? 構造的に、装甲を貫徹された後の “ダメージコントロール” に深刻な欠陥があるから ハッキリゆ〜と、主砲弾の薬莢(しかも、射撃後の処理を勘弁にするため、可燃性薬莢)が剥き出しで砲塔下に並べられてる T-64/-80系列、T-72/90系列の戦車は全て、自動装填装着と共に砲塔底部に円形に弾薬を納めている そして、この構造だと、戦車内で最も危険な積載物である砲弾(の装薬)を根本的に誘爆から守れない ロド2022/04/09 19:511hRxI7CN54Qr7
811 >>781 >>810続き つまり、モンキーモデルではない本国仕様であろうと、この根本的な欠点を払拭できない 無論装甲強化等の改良によって、敵弾に貫徹されるリスクを下げるコトはできる 多分だが、ウクライナ軍のジャベリンもも充填材が強化された正面複合装甲や爆発反応装甲が装着された側面装甲は貫徹できないモノと思われる しかし、重量制限から、車体全周の装甲を強化するのは不可能 また、敵弾が着弾する前にレーダーで探知して散弾を放って打ち落とすアクティブ防御システムも露西亜は実用化してるが、有効範囲は水平から僅か上 つまり、トップアタックかけてくるジャベリン等の対戦車兵器には容易に薄い車体/砲塔上面を撃ち抜かれる、とゆ〜コト ロド2022/04/09 20:06hRxI7CN54Qr7
812 >>781 結局《露西亜戦車は弱い》ッてのは、その基本構造に小手先の改修でどうにかできる様なモンではない、致命的な欠陥を抱えてるから ぢゃあ、ソ連/露西亜が兵士の人命を軽視した戦車を作ったのか? 結果的にそうなってはいるが、開発時点では決してそんなコトはない 先に述べた自動装填装着とセットになった砲塔下部の弾薬配置、これも 《戦車の中で最も被弾確率の低い場所に弾薬を配置した》結果 更に、狭い車内に欧米の視点から見ると無理やり自動装填装填を詰め込んでるのも、その必要な容積が人間の装填手を載せるよりも小さくて済み、砲塔や車体の小型化/低姿勢化を実現し 《被弾確率を下げ、小型化した分同じ車重なら装甲も厚くでき、結果 “全戦車乗員のトータル数で” 生存率をあげられる、との開発思想だったのだよ、ソ連/露西亜は つまり、生身でガンダムからビームライフルの狙撃を受けた時にシャアが部下に言ったセリフ 『当たらなければどうと言うコトもない』 ッて思想だったッてコト ロド2022/04/09 20:231hRxI7CN54Qr7