114 【新ホスラブ物語】続き 数年ぶりの出会いであった。 虫酸のハゲ頭は更に磨き上がって頭髪は側面と後頭部に申し訳ないほどしかなかった。 しかし、かつて同じ釜の飯を食った師であり友である虫酸の顔をうしは鮮明に覚えている。 うしは虫酸に抱きつくと虫酸の胸の中で号泣した。 だだっ広い公園のど真ん中で老齢のホスラブレジェンド二人が抱き合う。 師弟復活の瞬間であった。 虫酸は言った。「どうだ?また、俺と組まねえか?」 うしが質問をかわすように答えた。「また、オフ会で女を狙うのか?」 to be continued 小野2022/01/15 21:551