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エンタメのひろば 65
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大谷翔平、満票でMVP!
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あぶさん
『あぶさん』は「のんべえの代打屋」であった南海時代と、三冠王を獲るなど「球界の顔」として君臨することになるダイエー、ソフトバンク時代では、別の作品といっていい。
が、『あぶさん』は圧倒的に南海編ではないか。
キャラの彫り込み、プロ野球の見せ方がハンパない。
景浦安武は後の超人的なスーパースターではない。
球歴に恵まれず、ドラフト外でプロにひっかかった「ぎりぎりの選手」だ。
初期作品では表情も暗い。
アウトローな匂いさえする寡黙な「いぶし銀」だ。
大人向けの『ビッグコミックオリジナル』連載だからといって、よくこんな主人公っぽくない主人公を創造した。
(・_・)
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スキャンダル戦後史
人質として、様々な異様な光景を目撃させられた女性客のご主人はいう。
「いまだに女房は興奮状態で、とても満足に話もできませんわ。
今日も1日寝ついたままなんです。
できることなら、もう忘れたい、言うとりますけどな…。とにかくあの男は相当異常ですな。
ハダカの女子行員をいたずらするとか、まあ、直接的なものやのうて、体をさわるとかやね、そんなんらしいんですが、だけどまあ、自分でやればスキができて危ないから、直接行動はやらんかったようですが、裸にした男子行員にやね、何かそのう、女子行員にやらしたとかね…それを見ておったとか聞いてます。
いや、それがどんなことやらしたのか、聞いてません。聞きとうない。
亭主としてはね、女房の口からそんないろいろ聞きとうもないし、聞かんですよ…」
(・_・)
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ターザン山本
◆スポンサーとかとは違って、タニマチっていうのは独特な世界なわけですよ。
要するに相撲、歌舞伎、芸能人、プロレスラーのまわりにいるお金を持っている人たちで、そこにはもの凄くレベルの差もあってピンからキリまでいるわけ。
昔だったらその最上級は高級料亭に接待する、銀座のクラブで接待をするとかっていうのがあったわけじゃないですか。
かつて昭和の時代には当たり前のように存在したわけですよ。
でもいまはそんなタニマチはほとんど消えたから、そういう恩恵を欲することがお相撲さんもレスラーにもないわけですよ。
だからタニマチという言葉自体が死語になっている。
いまはほとんど居酒屋でメシをおごる程度という、スケール感がめちゃくちゃ落ちているわけですよ!
■そうなんですね。
◆そこで俺がタニマチについて考えたとき、次の4つのことが言えるわけですよ。
■タニマチについていろいろ考えていたんですね(笑)。
(・_・)
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夢があるねー。
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佐野元春
■佐野さんが、今、「列」とおっしゃいましたけど、その列に桑田佳祐という人は入っているんですか?
佐野元春
◆入ってなかった。
同世代だし、ソングライティングは面白かった。
でも、サザンオールスターズは僕が言うその列とはまた違うところにいた。
■サザンオールスターズを一番初めに聴いたときは、どういう印象でしたか。
◆大学の軽音楽部の部室。
■(笑)。音楽サークルの。
◆はい。
夕暮れ時に大学の軽音楽部の小さな練習部屋から聴こえてくる、そんな郷愁を感じる音楽だった。
■それは佐野元春にとって、いい音楽なんですか、悪い音楽なんですか。
◆「楽しい音楽」だった。
湘南のライフスタイルを感じるローカルの音楽だった。
それに、自分と同世代だなと思ったのは、曲の3分間の中にできるだけ多くは情報を組み込みたいと思うあまり、リリックがはみ出していた。
そしてその歌い方が面白かった。
何言ってんだか分からないというところが面白かった。
(・_・)
655
あぶさん
景浦安武は意図的にアウトロー、アンチヒーロー的なキャラクター造形をほどこされたフシがある。
とても「強豪ひしめく」とは表現できない雪国・新潟の高校野球予選で、あろうことか二日酔いがバレて甲子園への道が断たれた選手だ。
そもそも講談の平手造酒のような「酒豪」「アル中」の設定がすごい。
普段は手が震えていて、酒を口に含み「酒しぶき」をバットに吹きかけると、手の震えがピタッとおさまるのだ。
病的だ。フツーなら身体を壊す。
スポーツの持つポジティブで健康的なムードに背を向けている。
景浦安武は「裏街道の選手」なのだ。
(・_・)
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中京スポ
新海咲、AV&自伝本、同時デビュー。
(・_・) すでに身バレ済み。
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ターザン山本
◆それは何かというと、あれは「タニマチ学」なんです。
その下には「付き人学」というのがあるんです。
さらにその下には「接待学」というのがあり、「タカリ学」というのもあるんですよ。
■タカリ学(笑)。
◆そこで男としていちばん問われるのは、じつは「付き人学」なんですよ。
いわゆる会社勤めで上司と部下という関係があるけれど、俺はあれも付き人だと思うんですよ。
どういう上司に付くかによって、その人の将来、運命が決まってしまうんですよ。
■出世コースに乗れるか乗れないかが決まっちゃうと。
◆わかりやすい例で言うと、猪木さんの付き人をやると猪木さんを終始お世話をしなきゃいけないから、猪木さんの行動すべてを見るわけじゃないですか。
(・_・)
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芥川賞
選考基準に関して言えば、近年ある方が書いた小説に対して「何度候補作に挙げてこようが、絶対にこいつにはやらない」という雰囲気が複数の選考委員の選評から感じられました。
芥川賞は実作者が選ぶ賞ですから、いくら話題性があっても創作の世界へのリスペクトが感じられない人間には与えたくないという思惑が働く。これが村上龍が芥川賞を取れて村上春樹が取れなかったという違いにもつながっている。当時の村上春樹は作風にしろ本人の佇まいにしろ「こいつはいったいどこに行くんだ?」といぶかしく思われていたわけです。
このことを別の角度から言葉にすると、純文学の世界には、私小説的リアリズムに立脚した価値観が根強くあり、それに合致しない作風の作品がどれほど入ってきても、この価値観とは根っこの部分で手が切れないので、芥川賞の選考委員も、そういう私小説リアリズム的な価値観を引きずっている部分がある、ということです。だから、そこから大きく逸脱した作品を評価しきれないケースも稀に見られる。その象徴的な例が村上春樹だったのではないかと思います。
(´Д` )
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>>658
筒井康隆大明神が
“ベトナム観光公社”
“アフリカの爆弾”
“家族八景”
と三度直木賞候補にノミネートされながら受賞できなかったのは、選考委員の重鎮であった海音寺潮五郎が
『ワシの目の黒いうちは決してSFなぞに直木賞を受賞させん』
と言ったから、とか
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