トヨタ自動車東日本岩手工場のある金ケ崎町のすぐ北、ト〜ホグ本線沿いに
《北上産業業務団地》
とゆ〜南北に細長い工業団地がある
ここは国鉄時代の1978年から87年のたった9年間あった"北上操車場"の跡地
ト〜ホグ新幹線建設に辺り、新幹線駅舎用地捻出の為に転用されるコトになった、北上駅や一ノ関駅の貨物ヤードの機能を担わせる目的で国鉄が200億以上の資金を投入し、徹底的に自動化を追及して建設された貨物操車場だったが、自動車輸送との競争に負けた国鉄がそれまでの車扱い貨物からコンテナ·拠点間輸送にシフトし始め貨物列車の大幅削減が行った年に開業し、持てる能力を殆んど発揮せぬまま十年もたたずに廃止された
数年前からこの地に再びコンテナ貨物駅を設置し、TOYOTA LONGPASS EXPRESSのみならず高速コンテナ貨物を停車させ岩手県央部のみならず秋田自動車道で北上と直結している秋田内陸地区の産業集積を図ろうとの動きがある

しかし、自動車輸送との競争に負けて消えた操車場跡地に、トヨタの部品輸送がきっかけとなってまた貨物駅の構想が持ち上がってるッてのも、考えてみれば極めて皮肉な話しではある