■実は最初に入場テーマを使ったプロレスラーは、外国人です。
国際プロレスです。

甲本ヒロト
◆国際プロレス、ということは…アンドレ・ザ・ジャイアントも元々国際プロレスだよね。
いやビル・ロビンソンかな？

■国際でしたけど、違いますね。

◆分からない。

■スーパースター・ビリー・グラハム。

◆そうだったんだ!?
曲は何だったんでしょうね？

■ここに東京スポーツの記事があります。
ご紹介しましょう。
ミル・マスカラスの『スカイ・ハイ』よりも遡ること２年半前。
日本で初めて入場テーマ曲を使用したレスラーがいた。
のちにＷＷＷＦのトップに君臨したビリー・グラハムだ。
国際プロレスに初来日した１９７４年の９月１５日。後楽園大会で、映画『ジーザス・クライスト・スーパースター』の主題歌で入場したのが第１号とされている。
ということです。

◆へぇー。そうなんだ。

(・_・)(・_・ )

ん？カープ 加藤、８回までノーヒットノーラン継続中か

へ( ・_・)

ドラ 又吉、３イニング目

このペースを続けていたら潰れる

今日の登板で、リリーフオンリーでありながら規定投球回を超えるんじゃないか。

へ( ・_・)

ドラ 田島、今日は攻めのピッチング。

へ( ・_・)

ＳＯＮＧＳ

『欅坂 ４６』

君はセゾ〜ン

僕の前に現れて

日常を輝かせる〜

(・_・) 宇多田の歌詞にもあったような

次週 『尾崎裕哉』

僕〜が僕であるために

(・_・)

町山智浩

『この世界の片隅に』という映画を観た。
第２次世界大戦中、日本海軍の鎮守府と工廠があった広島県呉市を舞台に、若妻すずの日常を描くアニメーションだ。

すずの声を演じるのは『あまちゃん』のヒロイン能年玲奈。
事務所の同意なく独立したため、本名・能年玲奈は使えず、「のん」とクレジットされる。

すずは彼女以外に考えられない。
ぽけーっとした女の子で、いつもふんわり微笑んで、何事にも逆らわない。
面識のない男性に結婚を申し込まれ、そのまま嫁入りする。

戦争が激化して食糧が不足しても、文句ひとつ言わず、野草摘みや料理法の工夫に小さな楽しみを見出だす。
朝ドラのヒロインのように戦後の後知恵で戦争批判を口にしたりしない。

すずは絵を描くのが好きだった。
この大きな世界の片隅で、絵さえ描いていられれば、それで幸福だった。
戦争はそんな幸福すら奪っていく。

(・_・)

状況は今も変わらない。
『この世界の片隅に』は日本の民放ではほとんど告知されない。
「のん」に対する芸能プロの団体「音事協」の圧力だ。
ワイドショーでも、２０歳かそこらの女の子が仕事と本当の名前すら奪われていることについて、誰も口にしない。
暗黙の掟がメディアを支配している。

『この世界の片隅に』の主題歌はコトリンゴの『悲しくてやりきれない』。
ザ・フォーク・クルセダーズが１９６８年にこれを歌ったのは、本当に悲しかったからだ。
当初は北朝鮮の歌『イムジン河』を録音していた。
「誰が祖国を二つに分けてしまったの」という歌詞だが、政治的問題に触れるのを恐れたレコード会社が発売を自粛し、代わりに急遽、作られたのが『悲しくてやりきれない』だった。

青い空、白い雲、緑の森に囲まれながら、心は悲しみでいっぱい。
『この世界の片隅に』でも美しい海に砲弾が弾け、青空にキノコ雲が上がる。

世界の片隅で、絵が描けて、歌が歌えて、お芝居ができればそれでいい人たちの心が砕かれていく。

「この限りない虚しさに救いはないだろうか」

(・_・)

１９７２年７月、ジャイアント馬場は日本プロレスに辞表を提出した。
新団体、全日本プロレスを設立するためであった。

馬場が日本プロレスの象徴ともいうべきインターナショナル・ヘビー級のベルトを返上すると、次にベルトを巻いたのは大木金太郎、すなわち４３歳のキム・イルであった。

数ヵ月前には、すでにアントニオ猪木が日本プロレスを去り、新日本プロレスを旗揚げしていた。

馬場、猪木の２大エースが離脱し、たなぼた式にエースとなった大木金太郎はインターナショナルのタイトルマッチを連発してこれまで以上に奮闘したが、観客はまったく集まらず、中継するＮＥＴの視聴率も急落した。

窮地に陥った日本プロレスを救うためには、アントニオ猪木率いる新日本プロレスとの合併話しかない。

ＮＥＴの意向を受けた坂口征二が猪木と会談を持ち、合併話は合意に至った。

だが、大木金太郎は断固としてこれを拒否、力道山以来の伝統ある日本プロレスを猪木に売り渡す裏切り者として坂口征二を糾弾した。
激怒した坂口がＮＥＴを連れて新日本に移籍した結果、次代のエースとテレビ局を同時に失った日本プロレスは、２７年の歴史にピリオドを打った。

(・_・)

かくして大木キンタの大冒険という曲が作られた。
♀_(`Ш`)♪　キンタ負けるな、キンタ負けるな、金玉蹴るな。
そのキンタという名を継承したのがドヤ賢その人である。

-Ш-　１週間遅れのエイプリルフール

あっ、どうも。

Ш - ！！(・_・ノ)ノ