041 1つのシリンダーのボアは34oで模型並みの大きさだったが、並外れたマルチシリンダー化によって20000回転というこの時代に於ては常軌を逸した最高回転数を叩き出した。パワーは33馬力/20000回転となり、よう言われるリッター当り馬力に換算すると264馬力となる。このエンジンを1966年の段階で完成させていたという事実はホンダの技術力を世界中にアピールするには充分であった。 匿名さん2014/06/25 18:501
045 しかしホンダはここでも他社と同じ手法で勝つことを良しとせず4ストマシンでの参戦を表明。さらにこのマシンの開発は全員若手で、かつてレーシングエンジンを開発したスタッフは一人もいれませんでした。 匿名さん2014/06/25 19:04
046 ライバル会社の2ストエンジンはいずれも120馬力程を出していたことから新型エンジンの目標馬力130馬力とされました。この時ホンダが試作したエンジンは102馬力までしか出ず、目標馬力までにはさらに20%馬力を上げる必要がありました。 匿名さん2014/06/25 19:09
047 技術の粋を集めて作ったエンジンにさらに20%の馬力を望むことは尋常ではない事で若手メカニック達は大いに悩みます。検討を重ねた結果、130馬力だすには2万回転回さなければいけない事がわかっはいたもののエンジンの多気筒化は制限されていて既に使えない手法だったからです。 匿名さん2014/06/25 19:36