157 「勝ち馬」探し、麻生氏苦慮 河野・茂木氏が支援期待―自民党総裁選 時事通信社 自民党の茂木敏充幹事長との会談を終えた麻生太郎副総裁(左)=14日、東京都港区 9月の自民党総裁選を巡り、麻生太郎副総裁が「勝ち馬」探しに苦慮している。麻生派の河野太郎デジタル相が出馬に意欲を示し、良好な関係を築く茂木敏充幹事長も支援を期待。ただ、いずれも世論や党内の支持が勢いを欠き、派内の一本化は困難な情勢だ。長らく権力の中枢に立ち続ける麻生氏だが、総裁選の結果次第で求心力が揺らぐ可能性もある。 岸田文雄首相が退陣表明した14日夜、麻生、茂木両氏は東京都内のステーキ店で2時間余り会談した。茂木氏の狙いは、麻生氏の支持取り付けだったが、退店時の表情はこわばり、肩すかしに終わったことを印象付けた。 自民の主要派閥が、裏金事件を受けて相次ぎ解消を決める中、麻生派だけは存続。その派内では、河野氏が総裁選に向けて中堅らと勉強会を重ねる。麻生氏もこの動きを無視できず、親しいベテランに「うちには河野がいるからな」と述べるなど、自派閥の「ポスト岸田」候補と位置付ける。 匿名さん2024/08/17 09:41