118 那須川天心 ◆やっぱりいろんな意味でボクシングの世界は固いですよ。 だから“京都”みたいな感じですよね。 ■えっ、京都?どういう意味ですか? ◆「一見さんお断り」じゃないですけど。 だから歴史や文化がちゃんと守られているし、京都が好きな人は何度でも訪れるし。 ■なるほど!ボクシングは京都なんだ(笑) ◆京都ですよね。 よそ者とかが入ってこられないから、その文化が守られているというのはありますよね。 だから爆発的なものはそこまでないけど、「崩れない」っていうのがボクシング界のよさとしてあると思います。 そこはほかの格闘技とはまったく違うところですね。 ■おこがましいですけど、我々としては、そこにこちら側の代表を送り込んでいる気持ちなんですよ(笑) ◆まあ、そうですよね(笑) だからボクもずっと格闘技スピリットを持っていますよ。 「そんなところで負けないでしょ」「負けてたまるか」っていう。 (・_・) 匿名さん2024/11/27 00:18
119 山崎照朝 まだ夜明け前の4時半起床。 朝、昼、晩で計9時間の地獄のような稽古だった。 「スクワット1000回、いくぞ」 山崎の号令とともにこなしていき、息も絶え絶え、カウントダウンを迎える。 「5、4、3、2、1、終わった〜」 選手が倒れ込むと、山崎が叫んだ。 「はい、あと1000回!」 「ふざけんな!終わりじゃねーのかよ」 当然、選手は怒りの声をあげる。 山崎は無視して叱咤する。 選手は嫌な顔をしながらも、やり遂げた。 極めつけは白い砂浜での馬跳びだ。 6選手が順番に馬になっては跳び、馬になっては跳びを繰り返す。 「よし、あそこで終わりだ。頑張れ」 選手がやっとゴールにたどり着いた。 だが、山崎は途端に新たな目標を設定する。 「もう少し先まで頑張れ。あそこまでだ」 「クソじじい。いいかげんにしろよ!」 (・_・) 匿名さん2024/11/27 00:39
122 プロレススーパースター列伝 秘録 原田久仁信 1980年から83年まで、足かけ4年にわたり『少年サンデー』に連載された『プロレススーパースター列伝』。 タイガーマスク編に入ったころから、作品はかなり話題になっているようだという声が、アシスタントや知人の間からも聞こえるようになっていた。 あるとき、当時の『サンデー』編集長だった田中一喜さんからこう言われた。 「原田君、3位になったよ」 読者アンケートで、全作品中3位になったというのである。 このとき、僕はかなり驚いた。 当時の『サンデー』は、あだち充先生の『タッチ』、高橋留美子先生の『うる星やつら』が不動の2トップ。 もちろんその他にも強力な連載陣が揃っているなかで、王道のラブコメの対極を行く、女の子の一切出ない『列伝』が3位に食い込むなど、あり得ない話だったからである。 もっとも、編集長はこう釘をさすことを忘れなかった。 「だが3位じゃあな。本当に価値があるのは1位かビリだ」 (・_・) 匿名さん2024/11/28 00:23
123 神取忍 Netflixシリーズ『極悪女王』の最終話エピソード5で、“姿なき存在感”を見せていたのが神取忍だ。 長与千種vsダンプ松本の敗者髪切りデスマッチも終わり、クラッシュ・ギャルズと極悪同盟の熱狂の時代が緩やかに退潮に向かう中、ゆりやんレトリィバァ演じるダンプ松本が客入れ前の会場客席で眺めていたプロレス雑誌。 そこに掲載されていたのは、ダンプやクラッシュの世代の女子プロレスラーの誰もが憧れた元ビューティ・ペアのジャッキー佐藤が新団体「ジャパン女子プロレス」で現役復帰して、試合で元柔道日本一の神取忍に拳で殴られ、顔面を腫らす姿だった。 ジャッキーさんはなんで他団体なんかで現役復帰したのか。 なぜ、あの大スターが顔面を腫らす姿を晒さなければいけないのか。 そしてジャッキーさんをボコボコにした神取とはどんなヤツなのか。 (・_・) 匿名さん2024/11/28 00:46