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キュウちゃんと語ろう473
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さぁ、自由に書くからカスは絡んでくんなよ〜
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国際結婚が増えたといっても、それが日本列島人の遺伝的構成を大きく変えたとは考えられません。すると、採集狩猟が中心だった縄文時代と稲作を導入して農耕社会に変化していった弥生時代という、生活様式が大きく変化したふたつの時代に生きた人々の体型の違いも、環境変化だけで大部分説明できるのではないか、という可能性がでてきます。
たとえば身長の増加です。最近150年の場合ほど劇的ではなかったようですが、縄文時代の人々の平均身長が158cmほどであったのが、古墳時代になると163cmほどと、ぐっと高くなっています。
また日本人の頭の形は、14世紀(鎌倉時代後期〜室町時代)以降現代まで一貫して、前後に長い形から丸くなってきています。
頭の丸さを示すのに、人類学では伝統的に頭示数{(頭幅/頭長)×100}を用いています。頭長(前後径)と頭幅(左右径)が同一になると、この頭示数は100となり、頭がまん丸い状態を表わします。普通は頭長のほうが長いので、頭示数が80を超えると丸い頭(短頭)とよびます。この頭示数は、長いあいだ人類学で集団の系統関係を議論することに用いられてきました。
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ところが、日本人の中で数百年のうちに頭示数が大きく変化しているという結果を鈴木尚が示しました。さらには、世界のあちこちで短頭化が同じように進んでいることがわかっています。これを短頭化現象とよびます。
こうなるともはや頭長や頭幅を調べて人類の系統を議論することには、あまり意味がありません。
変形説は、アイヌ人の存在をある意味で無視しました。また、この説の提唱後、新しいデータが次々に発表され、遺伝的に異なる系統が合流するほうが大きな変化を説明しやすいということがわかってきました。
また、骨形態が人類の研究に重要なことは変わりありません。現在では次に示すように、時代変化の少ない形態小変異のような形質がいろいろな人類集団で比較されています。
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日本人にルーツについては、古来より大きな関心を集め、その結果、これら代表的な通説の成立につながりました。これらの説を支えた研究は、骨や発掘物などの形態的な計測が主流でした。しかし、昨今では、遺伝子技術によって、データ的な裏付けを得て、かなり詳細なところまで明らかになってきています。
そのうち、細胞の小器官ミトコンドリアのDNAを解析することで、ある特定の遺伝子パターン「ハプロタイプ」を比較することで、日本人にいくつかのグループがあり、日本に渡来した人類集団を示唆されています。これまでの代表的な論に続いて、この「ハプロタイプ」による研究はまたの機会に。
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思い出にそっと蓋を閉じて。
幸せな未來に目を細めて。
今そっと目を閉じる。
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自殺について。
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自殺について。
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自殺について。
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自殺について。
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自殺について。。
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