038 第三の柱は、外国人労働者だ。21年間で外国人労働者は152万人も増えた。増加の主因は、技能実習生だ。日本で仕事をしながら技術や技能を学んでもらい、その成果を本国の経済発展に役立ててもらうという国際貢献だ。もちろん、本来の実習をしている事業所もあるのだが、多くの事業所が技能実習生を単なる低賃金労働力として扱っていることも事実だ。 そして第四の柱は、若年層だ。若年人口の急減で、若年労働力人口は減少しているが、12年に68・0%だった20〜24歳の労働力率が、21年には75・3%に高まっている。親の所得低迷でアルバイトをせざるを得なくなったからだ。 こうした低賃金労働増加を防げば、確実に賃金は上がる。問題は、GDPが減ることだけだ。 匿名さん2022/07/31 13:461