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エンタメの広場49
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北川景子には、なにかあった時に手をさしのべてくれそう的な幻想がある。
指原莉乃には、あの娘とどこかで愛し合える予感がある。
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『BOOTLEG』
有泉智子
2012年に『diorama』で彼がデビューした時以来の、いや、もしかしたらそれ以上のインパクトを宿した、今という時代を最も鮮烈に体現し、ここから先の日本のポップミュージックを新たな場所へと導いていくのは他の誰でもなくこの米津玄師である。
そしておそらく、米津玄師というひとりの音楽家の人生においても、このアルバムを起点にその音楽的景色がより一層自由で、より一層鮮やかなものへと切り替わっていくことを確信させるマイルストーン的な金字塔。
それが米津玄師の4作目のアルバム『BOOTLEG』だ。
今という時代と社会を全身で感じながら、その真ん中に孤高でありながらも開かれた巨大な音楽の塔を打ち立てるようなアルバムである。
(・_・)
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「遊星より愛をこめて」
テレビで放映されていた特撮番組のうち一話だけが、その存在がなかったことにされている。
それが、ウルトラセブン第12話「遊星より愛をこめて」だ。
初放映から3年後の1970年以降、一度も再放送されていない。
11話の次に放映されるのは13話。
単行本、雑誌、ビデオ、DVD、あらゆるメディアでも同じ扱いだ。
まるで12話という回そのものが初めから存在しなかかったかのようになっている。
仮に触れていたとしても、「12話は欠番とする」「12話は現在放映されていない」といった短い一文があるだけ。
なぜ欠番となっているかが説明されることは、まずない。
現在では『セブン』をウルトラシリーズの最高傑作とする特撮ファンも多い。
「こんな名作なのに、なぜ12話だけ見られないのか」という疑問の声は常にある。
「禁断の12話」はファンの間で、一種の都市伝説のように語り継がれてきた。
(・_・)
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【エロティカセブン伝説】
第7話「落ちたY型」
無人島に上陸したマツタケ星人はマツタケ状の頭部から潮の様なものを噴射し無人島の山頂付近でクネクネと妙な動きをしていた。司令室の大画面の前に集まった隊員のひとりが吹き出して笑い出したがゴトウ隊長の「笑っている場合じゃないっ」の一言で再び引き締まった。留美子が急に思い出したように言う。「そういえばミカミ副隊長は?どこに行ってしまったのかしら」一同周りを見渡すもどこにも姿がない。「まさか!」急にひらめいたタケルたちは治癒回復ルームへ走りベッドの前に立ちベットクッションをめくり上げた。そしたらなんと、ベッドの下で紫色のパンティを頭に被り横たわってデラべっぴんを見ならがニヤニヤしている副隊長が発見された。「ミカミさん、何してるんですか!」隊員たちに囲まれた副隊長はデラべっぴんを没収され、トレードマークのボサボサ頭に被ったパンティを名残惜しそうに留美子に返し一件落着となった。タケル隊員たちが安堵している中、壁かかった小型モニターには無人島の山頂でいきり立つマツタケ星人の映像が流れている。そして一機の新型ドローンが墜落した。(続く)
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『ドレミファ娘の血は騒ぐ』
1985年/黒沢清
もとは「女子大生・恥ずかしゼミナール」という、にっかつロマンポルノだった。
しかしその社内試写で同社上層部の目に触れた瞬間、オクラ入りが宣告される。主人公が一度もエッチしない映画など、ポルノとして封切るわけにはいかない、というのが理由だった。
主人公がエッチしないのは脚本を読めば明らかだったこと。
つまり当時のにっかつは、脚本さえ読まずに企画にゴーを出すほど自由な会社だったのだ。
こうして封印された本作は、当時黒沢が属していたディレクターズ・カンパニーと主演・洞口依子が属していたEPICソニーの手によって、一般映画として生まれ変わることになる。
タイトルも一般映画らしく「ドレミファ娘の血は騒ぐ」に改題された。
(・_・)
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オナクラ入りかと思ったらオクラ入りだったよ。
(΄◉◞౪◟◉`)
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ザッツ・レスラー
ターザン山本
アントニオ猪木は「プロレスとはロマンである。闘いである」と主張。
闘いとは試合で相手を怒らせること。
本気にさせることなのだ。それが猪木イズムと勝手に解釈した。
ルーチンワーク、馴れ合い、予定調和をぶっ壊す。
編集も同じだ。
編集者は変態であるべきなのだ。
その自覚症状は今でも私の中にある。
頭がイカれていないとプロレスの雑誌なんてやっていられない。
プロレスを好きなこと自体が本能なのだ。
プロレスはファンのためにある。
ファンが主役だ。観客主権。
それを展開したため団体やレスラーと衝突。
取材拒否を何度も食らった。
誰もが真剣だったのだ。
そこにプロレス八百長論が入り込む余地はない。
(・_・)
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遊星より愛をこめて
92年に宝島社から出版された別冊宝島『怪獣学・入門!』。
これは日本の特撮映画やテレビ番組の怪獣に秘められた思いを詳細に研究した革命的なムックだった。
この本の初版の巻末には、「幻の12話」を20年間追い続けた男≠ニいう2ページのコラムがあった。封印までの経緯を商業出版では初めて詳しく説明したコラムだったが、第二版以降、そっくり消された。
コラムのあったはずのページは同社の広告に差し替えられていた。
あたかも、12話が『ウルトラセブン』の歴史から抹消されたのと同じように。
このムックの編集者で、後に『映画秘宝』の編集長を務めた映画評論家の町山智浩はこう話す。
「あの本は、怪獣の写真とかで円谷プロの作品を使っているので、二刷目でも12話の記事を掲載し続けるなら、二刷目以降の写真掲載の許可を出さないと言われたんですよ」
(・_・)
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>>486
ヨ・Ш・) がその欠番となった回の貴重さを知ったんは宮○勤のビデオ・コレクションの中にその回があったいうエピソードをなんかで読んでからや。
犯罪者を擁護する訳ちゃう、あどけない幼児を性対象にしたり命を奪う行為は絶対に許されることやない。
しかし人としての一線を越えなければ
今の時代ならサブカルチャーの神に成り得たか知れん思うんや。
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ヨ・Ш・) 就寝前安静期にdioramaかYANKEE聴くんが最近のルーティーンなんやが
caribouん中で既にmomento moriいう言葉が使われとるのぅ。こいつの世界観にはただビックリするばかりや、今んとこ
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【エロティカセブン伝説】
第8話「謎めいた巨大化」
マツタケ星人に接近していた2台のドローンのうち片方がマツタケ星人が噴射した潮をもろに浴びてしまい墜落した。二分割で中継されていた画面の半分が黒くなり単一画面に切り替わる。パソコンの前に座っていた白衣姿の美人科学者、美琴が言った。「確認中生命体マツタケ星人は意図してドローンを攻撃したというより吹いた潮が偶然に直撃したようだわ。接近しすぎたのよ」留美子とは対照的にもの大人しく色白で黒縁メガネで束ねた髪のいかにもリケジョの雰囲気の彼女は新種発見に興奮したのだろうか、なぜか急に立ち上がりハイヒールと黒いストッキングを脱ぎ捨て、短いスカートから白い美脚と素足を露わにし再び司令室に戻った隊員達の視線を釘付けにした。美琴は机に両手をつきお尻を突き出した姿勢だ。やがてミカミ副隊長が「Y型ドローン2号機がやられちゃいましたかぁ」と言いながら背後から美琴のヒップに顔を急接近させ凝視し出したのでナース留美子に耳を引っ張られ元の立ち位置に戻された。タケルは勃起したが平静を装い隊長に「現地に出動しますか?」と尋ねた。(続く)
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