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【MLB】17-大谷翔平
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☆1994・7・5生
☆193a91`
☆右投左打
☆岩手県出身
☆花巻東高─日本ハム(12年1位)─エンゼルス
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―米メディアには打者専念論も出てるが
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それは一つの意見として光栄なことじゃないかなと思います。そうやってバッティングを評価してくれるのは、いいことじゃないかなと思います
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今季は打者に専念。打者として試合に出続けることが安打、本塁打、打点、盗塁といった数字を積み重ねていっている。4部門で月間最多となり「出続けて勉強になることももちろんありますし、ただ代打で出る試合もある。1打席限定の試合の中でも勉強できることもたくさんあるかなとは思うので、去年とはまた違う学ぶことがたくさんあるんじゃないかなと思います」と充実感を漂わせていた。
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実戦を経ずに復帰した5月は打率2割5分、3本塁打とやや苦しんだ印象。6月にようやく本来の調子を取り戻した。大谷自身も「日ごとに体調もそうですけど、よくなっているかなと思う」と実感。体が打者としてのリズムに慣れてきたことが、6月好調の要因であることは間違いない。
対戦投手のデータの蓄積も、大谷の“栄養”となっている。「出続けて勉強になることももちろんある。去年とはまた違う、学ぶことがたくさんあるんじゃないかなと思います」。この日、第3打席まで対戦したファイアーズは今季2度目の対戦。第4打席のバクターは今季3度目の対戦だ。「同じ投手を見ることは悪いことじゃない」と大谷。さらなる飛躍に期待が持てるコメントだ。
今月のような活躍をもし、開幕から最後まで続けていたら―。単純計算ではあるが、180安打、42本塁打、120打点、24盗塁、打率およそ3割5分と、夢の数字が並んでいたことになる。二刀流男の可能性を巡っては、これまで幾多の「机上の空論」がなされてきた。開幕からプレーしていたら、複数のタイトルを獲得し、信じられないような伝説を作っていた…かもしれない。
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1(三)フレッチャー、2(中)トラウト、3(指)大谷、4(左)アップトン、5(遊)シモンズ、6(一)プホルス、7(右)カルフーン、8(二)レンヒーフォ、9(捕)ガルノー、投=スカッグス
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エンゼルス・大谷翔平選手(24)が2日(日本時間3日)、敵地のレンジャーズ戦に代打で出場。前日の1日(同2日)にホテルで急死したT・スカッグス投手(享年27)にささげる右前安打を放った。
笑顔はない。4時間12分の熱戦を制した大谷らエンゼルスナインは、ベンチ前でハグをしあって、天国に勝利を報告した。試合後には監督会見に大谷らナインの多くが同席。トラウト、カルフーンらは大粒の涙を流しながら、スカッグスへの思いを口にした。
亡くなる5日前に球宴ファン投票の呼びかけをともに行うなど仲のよかった大谷は、思いをバットに乗せた。8回1死一塁で代打出場。カウント2―2から粘って9球目の外角低めスライダーに食らいつき一、二塁間を破り右前安打。弔いの一打で打率は3割を超え3割3厘になった。
試合前、大谷は球団を通してコメントを発表。「昨年エンゼルスに入団以来のチームメートで親しかったスカッグス投手が突然亡くなられた悲しみの中、発する言葉もありません。今は只々同投手のご冥福を心からお祈りしております」と胸の内を明かした。
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エ軍ナインはスカッグスの背番号「45」のワッペンをユニホームの胸につけて、ユニホームをベンチに飾り、ロースター25人枠も1枠を空けて戦った。敵地ながらスコアボードやマウンド後方には「45」が記された。試合前には黙とうもささげられた。ナインの悲しみは一夜で消えることは、あり得ない。だが、どんな白星よりも重く、意味のある1勝となった。
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エンゼルス・大谷翔平投手(25)が3日(日本時間4日)、2試合ぶりに先発復帰して「3番・DH」でフル出場。右に左に2本の二塁打を放った。
“らしさ”を十二分に発揮した。3打席目、右中間へ打球速度105マイル(約169キロ)の強烈な二塁打を放つと、4打席目には左翼の頭を越える二塁打。「本塁打は二塁打の延長」という信念の大谷にとって、納得のマルチ二塁打に「ボールの見極めもよかったですし、打ちにいった球への反応もよかったかなと思っています」とうなずいた。
2日前に仲もよかったタイラー・スカッグス投手(享年27)が急死。チームはこの日から全試合でスカッグスの名前と背番号45が入ったバッジを着けてプレーすることを発表した。大谷はクラブハウスでは机を隔てて正面がスカッグスの席だった。今でも帽子、シャツ、スパイク、グラブが元通りに置かれ、背番号「45」のユニホームがかけられている。
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「切り替えろという方が無理だと思う」と心境を吐露。だが「まだまだポストシーズンの可能性もありますし、シーズンは待ってくれない。なんとかシーズンが終わったときに、墓前にチャンピオンズリングを持っていけたらなと思います」と気持ちを新たにした。
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エンゼルス・大谷翔平投手(24)が4日(日本時間5日、午前9時5分開始予定)、敵地のレンジャーズ戦のスタメンに、2試合連続「3番・指名打者」で名を連ねた。前夜は2本の二塁打を放つなど、4打数2安打だった。
レンジャーズ先発は、右腕のランス・リン投手(32)。今季はこれまでリーグ2位の10勝(4敗)を挙げるなど好調を維持している。トミー・ジョン手術を受けてメジャー登板がなかった16年を除くと、12年から今年まで7季連続で2ケタ勝利を記録する実績あるベテランだ。大谷は昨季5月に対戦して一ゴロ、左飛、左安の3打数1安打だった。
7月5日には、25歳の誕生日を迎える大谷。この日が24歳の最終戦だ。試合前はキャッチボールや屋外での打撃練習を行わずに調整。メジャー1年目で新人王獲得、トミー・ジョン手術、サイクル安打…など激動の1年を過ごした背番号17が、24歳を締めくくる。
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