腰(膝)への負担が減るのは確か

普通腰痛が残っているならピッチングコーチは登板を見合わせる以前に1軍に上げない。これは宮本、水野らコーチの責任だし原監督が知っていて使ったなら原監督自らが責任を負わなきゃならない話。まあ原監督のレギュラー酷使は毎度の事、何人もの選手生命を縮めてる。

　巨人の菅野智之投手（２９）が２６日、日本ハムからトレードで加入する藤岡を歓迎した。大学時代には明大・野村（広島）とともに、東海大・菅野、東洋大・藤岡は「大学ＢＩＧ３」と称され、３人で米国開催の日米大学野球選手権出場の経験もある。
　それだけに、同学年の仲間の加入に菅野は「困ったことがあれば頼ってほしいです。彼も色んな思いがあると思う。きっと力になってくれると思うので、一緒に頑張りたいなと思います」と話した。

　巨人が前半戦を締めくくる９連戦で、山口、メルセデス、菅野、桜井を「４本柱」とし、４投手全員が中５日でフル回転するプランが２６日、浮上した。宮本投手総合コーチはこの４人の名前を挙げた上で、「いい選手をつぎ込んでいく。４人を軸に四輪駆動で頑張ります」と説明。“ラストスパートローテ”で貯金を積み上げるつもりだ。
　首脳陣はこの日まで慎重に先発ローテを検討。順調にいけば２９、３０日のヤクルト戦（秋田）に先発する山口、メルセデスが、７月５、６日のＤｅＮＡ戦（東京Ｄ）へ。９連戦スタートとなる同２、３日の中日戦（東京Ｄ）に菅野、桜井を配置し、ともに中５日で８、９日の阪神戦（甲子園）にまわる。
　それぞれを中５日で回すことで、球宴までの各カード１、２戦目に４本柱を配置することが可能になる。空いたところに今村、高橋、高田らを投入する予定だ。

　また、首脳陣はこの日、菅野と話し合い体の状態を確認。今後もチームの軸としての変わらぬ期待を寄せた。東京Ｄの全体練習でキャッチボールなどで調整した菅野は、「こんな状態でも信頼してくれているのはありがたい。何とか応えるのが僕の役目かなと思う。毎日時間があるのでいい状態、ベストな状態に持っていけるように努力します」と話した。

高級デリヘルの呼び過ぎで腰を痛めたエースの復帰は厳しそうだね。加えて女同様食べ物も好き嫌いが多いため肥満気味な体型も改善出来ないようだ。肥満体型が腰痛の治療を邪魔しているので完全復活は時間がかかりそうだ。

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今は１２０kgぐらいか

　菅野自身も気が付いていると思う。どこかが、何かがおかしいことに。坂本に一発を打たれたストレートはシュート回転して、外角に構えた炭谷のミットからボール２個分、中に入った。菅野とはいえ、制球がアバウトな時はある。それでも球にキレがあれば抑えられるが、この試合のようにシュート回転すると、球に力がなくなる。リリースポイントも一定しておらず、いい球もあれば抜ける球もあった。抜ける球が少ないのが菅野のはずだが。
　「体の開きが早い（体が打者に対して早く正対する）から、ボールがシュート回転する」。本人も分かっているはずだ。しかし、どうすれば開かなくなるか。それは本人の引き出しの中を探してみないと分からない。矯正の仕方は人によって違うが、共通するのは「どこかを意識して投げること」だ。左肩の使い方なのか、腰の入れ方なのか、それともリリースの瞬間までボールを見るつもりで投げるのか。菅野ほどの投手になれば、引き出しの中身を多く持っているはずだ。

　７回の攻撃。原監督は１００球を超えていた菅野を打席に立たせた。理由は簡単。菅野だからだ。その期待に応えられないもどかしさを一番感じているのは菅野自身だろう。後半戦に向かって、与えられた宿題を解いてもらいたい。

　巨人が２位・阪神との接戦を制し、再びリーグの貯金を独り占めにした。この日のヒーローは走ってチャンスメークの増田大だ。８回に陽岱鋼の勝ち越し打で決勝のホームを踏み、ゲーム差を７・５とした。だが、勝ってもＧ党の不安は尽きない。エース菅野が７回途中まで１１安打を浴び、３失点。本来の圧倒する投球にはほど遠いからだ。実際どうなのか―。菅野番・片岡優帆記者の「見た」で真相に迫る。
　本調子でなくても菅野はベストを尽くした。同点の６回２死一塁。前の打席、スライダーで空振り三振の大山を今度は外角直球で空振り三振に斬った。途中から走者なしでもセットポジションで投球。配球、駆け引き、技術面で試行錯誤して試合をつくった。７回途中１１安打３失点に「反省する点は多いです」と振り返ったが、粘った結果が１点差勝利につながった。
　腰の違和感から交流戦で１軍復帰。１００％の状態に戻っていなくても、チームのために投げていく道を選び「これからがもっともっと厳しくなる。これからが大事」と話していた。現状を受け止め、昨年までのような圧巻の投球ができない可能性も覚悟。微妙な感覚のズレや体調面など現在も日々、試行錯誤だ。