御嶽山噴火で亡くなった方の遺族が訴訟
死者58人、行方不明5人を出した御嶽山(長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火災害で、噴火警戒レベルを1(平常=当時)から2(火口周辺規制)へ引き上げなかったなどとして、犠牲者の5遺族12人が国家賠償法に基づき、国や長野県に総額1億5000万円の損害賠償を求める訴訟を長野地裁松本支部に起こすことが17日、分かった。25日提訴する。
訴えなどによると、気象庁は火山性地震の増加を観測していたが、地殻変動が伴わないとしてレベル1から2への引き上げを見送った。遺族側は「不適切にレベルを据え置いたことで被害拡大を招いた」と指摘している。
訴えなどによると、気象庁は火山性地震の増加を観測していたが、地殻変動が伴わないとしてレベル1から2への引き上げを見送った。遺族側は「不適切にレベルを据え置いたことで被害拡大を招いた」と指摘している。
