041 マッドマックス ジョージ・ミラー自身の言によれば『マッドマックス』は「音の出るサイレント映画」であるという。 なるほど台詞は最小限に抑えられて、ドラマはすべて激しいカー・アクションの中で起きる。 登場人物がその心中を口にすることはない。 だが、こうして言葉が削ぎ落とされているからこそ、ときどき出てくる台詞がやけに詩的に響いてくる。 たとえば第1作の悪党、ナイトライダーが「俺は噴射装置付きの自殺マシーンだ」と絶叫する。 またはその死を受けて盟友トーカッターが「奴の名前はナイトライダー…夜空の星を見るたびに思い出せ」という言葉。 いったいなにを考えているのかわからない男たちから飛び出すそれらには、いつもなんだか得体の知れない凄みと、ついうっとりしてしまう詩情があることだ。 (・_・) ロズウェル2018/01/28 02:461
043 >>41 '75年のアルバム「明日なき暴走」のタイトル曲の中でスプリングスティーンは自殺マシーン(suicide machine)いう言葉を使っとるのぅ。 -Ш- オレ達みたいな放浪者は突っ走るために生まれて来たんやから 日和坊2018/01/28 04:491tLjcKYIuoc