２１日の広島戦（マツダ）以来のマウンド。２死から安打を許したが、後続を断った。「（登板間隔が空いたことは）関係ないです。チームが勝って良かった」

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お前の人生寂しいのう

　１点差の９回から登板。先頭ロペスに初球を左前打され、暴投も絡んで１死一、三塁のピンチを招いたが、黒羽根を痛烈な二ゴロ併殺に打ち取り２８セーブ目。「（二塁手）吉川の守備に助けられた。勝って良かったです」

ある人間がお前がうはジュレナだと教えてくれてねえ(笑)

　雨天中止が決まった甲子園。宿舎に帰るバスの前で、沢村が立ち止まった。「僕はこっちでいいんですか？」というのも、バスは２台あるのだが、目の前には先に出発する意味の『先発』と書かれた紙を持ったガイドさんが。今季から『抑え』の右腕は、乗っていいものかと心配になったという。それでもガイドさんに「今日だけは大丈夫です」と言われると、安心して乗り込んでいった。

　同点の９回から登板し、２イニングを無安打無失点。４Ｋを奪った。今季１０度目の回またぎで、８試合連続無失点も「自分のことはどうでもいい。チームが勝たないと意味がない」

　迫る虎の勢いを、沢村がねじ伏せた。２点リードの８回無死一、三塁。山口が招いたピンチの後にマウンドへ上がった。「起用してくれた監督の期待に応えたいという気持ちでした。（首位の）阪神にこれ以上、離されるわけにはいかない」。マートンには高め直球で遊撃への併殺打に斬った。その間に失った１点のみで、ピンチを切り抜けた。
　今季１１度目、２日続けてでは初となる回またぎでの登板。９回のマウンドも簡単には終わらなかった。先頭の上本に中越え二塁打を浴び、犠打や死球で２死一、三塁のピンチを招いた。だが、最後は鳥谷を１５０キロの直球で二ゴロに仕留めた。「フォームもバラバラでしたし、ボールも全然、行っていなかった。でも、この時期はどんなに見苦しくても、納得のいく球でなくても、勝てればそれでいい」。２日連続で２回を投げ、ともに無失点。今季２９セーブ目を挙げた剛腕に、斎藤投手コーチは「神様、仏様、沢村様！」と賛辞を贈った。

　崖っ縁の一戦。原監督は勝ちパターンを崩してまで、執念の継投を見せた。３点リードの場面でポレダに代わって２番手登板したのは、前夜にサヨナラ打を浴びたマシソンではなく、宮国だった。「理想を追いかけている状況ではないから、ああいう継投になった」と指揮官。８回先頭からは山口がアウトを一つも取れず、走者を２人出した。「山口が１イニングを抑え、９回に沢村が行くのが理想」だったが、猛虎の反撃もすさまじかった。そこで今季阪神戦８試合でいまだ無失点の沢村に、勝負を託した。見事に虎キラーぶりを発揮した。
　先発だった入団１年目の１１年以来、山口やマシソンには何度も助けてもらってきた。くしくもこの日、山口は８年連続で、沢村はプロで初めて５０試合登板に到達した。沢村は救援に転向後も、山口らの背中から“リリーフ道”を学んできた。山口は言う。「拓一は救援になって、一日一日、気持ちを切り替えようとする努力がすごいなと思って見ています」。互いに刺激し合いながら、勝負の９月に臨んでいる。
　守護神１年目。防御率１・３９は立派なものだ。「結果的にゼロに抑えればいい」と沢村。泥臭く、最強クローザーの道を突き進む。

沢村殺す(怒)

連日のフォーク何故に落ちない！筋トレのやり過ぎで可動範囲が！