001 @シュヴァルグラン・ボウマン 人気を裏切った形の京都大賞典だが、鋭く追い込んで3着に浮上した内容は始動戦とすれば合格点。今年に入ってからも天皇賞(春)2着など、G1の舞台でも上位常連となりつつあり着実に地力も強化中。東京は2戦しか経験はないが、それでアルゼンチン共和国杯1着に、昨年のジャパ ンC3着。広いコースはベストの舞台で、叩いた上積みを加味すれば一気の台頭があっても不思議ではない。 Aレイデオロ・ルメール デビューから6戦5勝。唯一、敗戦を喫した皐月賞は、予定していた弥生賞をソエの影響で自重してぶっつけで臨まざるを得なくなったもので、単なる休み明けではなく順調さを欠いたもの。東京の向正面から一気に動いて押し切ったダービーが異例の勝ち方で、底を見せていない戦績からも相当な潜在能力をまだまだ秘め ているとみて間違いない。古馬勢より軽い55キロだけに、切れ味勝負になれば古豪のトップクラスをまとめて負かす場面も。 匿名さん2017/11/24 16:17
002 Bギニョール・ミナリク ペースメーカーを出走させてレースを支配する事も多い海外馬としては珍しく、自ら先手を取ってそのまま押し切るというスタイル。今年は3度イキートスを抑えての勝利があり、ドイツ国内での力関係ではこちらが上。ただし、欧州競馬らしく出走しているほとんどのレースで、日本よりもかなり時計が掛かっているのが実情。前走のバイエルン大賞にしても勝ち時計は芝2400M2分37秒8(重)。いきなり日本の軽い芝でのスピード決着に対応できるかというと、厳しいところ。 Cキタサンブラック・武豊 今年はG1だけ4戦に出走して3勝をマーク。宝塚記念は全く見せ場なく終わってしまい、前走の天皇賞(秋)はスタート上手の本馬とすれば、よもやの出遅れを喫したが、極悪馬場も関係なしに内からポジションを上げ、早め先頭から力任せの押し切り勝ち。立て直した効果で心身のバランスが戻り、本来の姿を取り戻した とみていい。現役最強馬の力をここでも発揮できれば、自ずと結果はついてくるはず。 匿名さん2017/11/24 16:18
003 Dサウンズオブアース・田辺 G1で2着3回の実績を残しながら、いまだ重賞勝ちのない最強の2勝馬。今年の3戦は6,4,13着と覇気がない点は少々気掛かりだが、昨年も天皇賞(春)13着→京都大賞典4着から、ジャパンCで2着するなど、一変の例がある馬。6歳秋だけにまだ衰える歳ではなく、警戒は必要。 Eイキートス・ボルク騎手 昨年もジャパンCに参戦し、当時は4馬身ほど離された7着。400キロ台前半という小柄な馬で、比較的パワフルで重めのドイツ血統にしては、かなり軽い走りをするタイプ。それだけに東京の軽い芝は適性の範囲内と言える条件。凱旋門賞でもアイダホに先着しており、力関係的にも適性的にもここでの好走の可能性は決し て皆無な訳ではない。ただ、ここ2年はギニョールの逃げ残りを何度も許している通り、詰めの甘さが改善されないのも事実。掲示板レベルの好走はあっても、圏内突入を期待するのは少々酷か。 Fディサイファ・柴山 活躍していたのは昨年前半まで。以降もこの馬なりに一生懸命に走ってはいるが、さすがに8歳を迎えては昇り目なし。来年2月に定年を迎える小島太師の記念の参加賞。 匿名さん2017/11/24 16:19
004 Gソウルスターリング・Cデムーロ 稍重馬場を気にして3着に敗れた桜花賞から半年、極悪不良馬場の天皇賞(秋)で離されたとは言え、最後まで渋太く耐えて6着に踏み止まった姿には夏を越しての成長の跡。毎日王冠は初めて逃げる形で目標にされた分の負けで、古馬と勝負づけが済んだと見限るのは早計。東京芝 2400Mはオークス快勝の舞台で、馬場が回復しての斤量53キロなら一考の余地あり。 Hレインボーライン・岩田 天皇賞(秋)で3着に好走できたのは道悪を味方にした結果。3歳で参戦した昨年6着時より成長もしているが、一線級とのガチンコ勝負ではもうワンパンチ必要な印象。好走時は上がりを要したケースが多く、週末は晴予報で馬場も回復傾向となれば、勝ち負けまではどうか。 匿名さん2017/11/24 16:20
005 Iブームタイム・パリッシュ かつて日本馬アドマイヤラクティが制しているコーフィールドC(G1)を勝つと、勢いそのままにメルボルンCに出走したものの、結果は大差負けの15着。このメルボルンCはオーストラリア最高峰のG1でありながらハンデ戦という珍しい条件だが、本馬が今年背負った斤量は53キロ。この53キロという斤量は感覚的には日本と同じ『実績馬よりも軽い』ものであり、軽量で上位に食い込むことが出来なかったのは、そのまま一線級との力量差ということ。レーティングでも外国馬4頭中で最も低く、海外遠征の経験もないとなれば善戦できればいいところ。 Jマカヒキ・内田 切れ味を全く活かせない馬場状況の中、後方集団から5着まで押し上げた前走の天皇賞(秋)。凱旋門賞へ遠征後はスランプが続いていたが、最後の伸び脚に復調ムードが。3歳春も休養から復帰3戦目でダービー制覇を成し遂げており、今秋もここが3戦目。瞬発力勝負に持ち込めるような展開になれば上位争いも十分可能。 匿名さん2017/11/24 16:21
006 Kサトノクラウン・Mデムーロ 宝塚記念1着、天皇賞(秋)2着と、王道路線で勝ち負けしているように完全に本格化ムード。まだ、スピードと瞬発力の課題は残ったままだが、その不安を補えるここ2戦のような状況下では、気力充実の勝負強さを発揮。距離延長の芝2400Mは望むところで、淀みなく流れれば引き続き圏内。時計が掛かればなおさらチャンスは膨らむ。 Lシャケトラ・福永 序盤は好位につけていながら、ズルズル下がって行った天皇賞(秋)は、折り合い云々ではなく、不良馬場が敗因なのは明白。本来は東京のような広いコースが本領発揮の場。宝塚記念4着など、ポテンシャルでは一線級相手でもヒケは取らず、キャリアからもまだまだ伸びシロは十分。いい馬場で競馬ができそうな今回は、前走を度外視して見直しが必要。 匿名さん2017/11/24 16:22
007 Mアイダホ・ムーア アイルランドの名伯楽であるエイダン・オブライエン厩舎が送り込む刺客。昨年の英ダービー3着、今年はキングジョージで3着と、トップクラスのレースでも上位に食い込んでいる実績あり。凱旋門賞では厩舎の第2主戦であるヘファナン騎手を配して、エネイブルと真っ向勝負を挑む形をとりながらの8着。勝ち馬から7馬身差ならば、そこまで大きく負けているわけではないが、凱旋門賞後に挑んだカナダのG1では大きく敗れており、現状は海外一線級には歯が立たないという状況。厩舎の第1主戦であるムーア騎乗も、日本に滞在しているからという側面が強く、色気があってのものではない模様。 Nワンアンドオンリー・横山典 ジャパンCは4年連続の参戦で、大きな怪我もなく6歳秋までコンスタントに使われている無事是名馬とも言える存在だが、輝かしいダービー制覇から3年半。以降の戦績は見る影もない。年齢的にも条件的にも変わる要素が見当たらず、ここも厳しい現実が立ちはだかる。 匿名さん2017/11/24 16:23
008 Oヤマカツエース・池添 極悪馬場だった天皇賞(秋)の大敗を度外視すれば、有馬記念4着、大阪杯3着とG1でも常に上位争いと、昨年後半からの本格化は見逃せない。東京コースでは今まで良績がないが、今の充実ぶりでいい馬場で競馬ができれば、侮れない面あり。ここでも多少の注意は必要。 Pラストインパクト・戸崎 一昨年のジャパンCでムーア騎手のイン突きで2着。また昨年はドバイシーマクラシックで3着など、意外性のある馬ではあるが、今期は追い込んでも逃げてもひと息の競馬が続いており、レース内容がいかにも物足りない。一変までは疑問。 匿名さん2017/11/24 16:24