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エンタメのひろば 70
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スタン・ハンセン
ラリアットの元祖。
猪木(NWF)と馬場(PWF)の両トップから団体の看板タイトルを奪取した功績が光る。
ハンセン独特の雄叫びの発音が「ウィー!」ではなく「Youth(ユース=青春、若さ)」だったとの本人談は、古くからのファンに軽く衝撃を与えた。
270
全身小説家
本作では、癌に冒された作家・井上光晴の晩年の姿が、周囲の人間の証言と共に映し出されていく。
冒頭から井上は、カメラの前で自らの過去を語る。
伊万里で焼き物を焼いていた父親は中国に渡り、旅順で母と出会って自分が生まれた。
放浪癖のある父はすぐに消息を絶ち、母は再婚。
居場所の無くなった井上は佐世保近くの炭鉱で祖母と貧しく暮らす。
さらに、作家活動の原風景となる炭鉱の爆発事故と、遊郭に売られた在日朝鮮人の少女との初恋。
流暢に語られる井上の話に魅せられ、こうした過去が小説に帰結するのかと、ドラマチックに受け止めた。
だが後半、驚きの展開が待っていた。
故郷の人間たちの証言により次々と明らかになる「事実」はことごとく、井上の語る過去を覆すものであったのだ。
出身地、父親の消息、貧しい生活などの全てはデタラメ。
少女も遊郭に売られていなかった。
観終えて、『全身小説家』という奇妙なタイトルの意味を理解することができた。
井上は自らの人生すら、小説のような虚構として劇的に脚色してしまっていたのである。
(・_・)
271
長州力
長州力こと吉田光雄は、高校3年時に69年の長崎国体レスリングフリースタイルで優勝。
特待生として専修大学進学後も1年から頭角を現すと、大学2年時には全日本学生選手権で優勝するなど、貴重な重量級レスラーとして、オリンピックでの活躍も期待された。
しかし、そこに立ちはだかったのが国籍の問題だった。
生まれも育ちも日本でありながら、韓国籍だった吉田は日本代表になることはできない。
そのため専修大学の鈴木啓三監督をはじめとした関係者の尽力により、在日大韓体育会を介して韓国の五輪選考会に出場。
全試合フォール勝ちの圧倒的な強さで優勝し、韓国代表としてミュンヘン五輪出場権を掴んだ。
(・_・)
272
ファイトクラブ
ぼくのベッドのそばにひざまずいたタイラーは言う。
「目を閉じて、手を貸せ」
ぼくは目を閉じ、タイラーはぼくの手を取る。
「前に言ったな。おれのいないところでおれの話をしたら、二度とおれには会えない」とタイラーは言う。
「おれたちはもう別々の人間じゃない。手っ取り早く言えば、おまえが目覚めているときはおまえが支配権を握ってる。だからおまえが何と名乗ろうがかまわない。しかし、おまえが眠った瞬間、おれがあとを引き継ぎ、おまえはタイラー・ダーデンになる」
でも、ぼくらは闘っただろう、とぼくは言う。
ファイト・クラブを創設したあの晩、闘った。
「本当に闘った相手はおれじゃない」とタイラーは言う。
「自分で言ってたな。おまえは自分の人生の憎きものすべてと闘ってるって」
でも、ぼくにはきみが見える。
「おまえは眠っているからだ」
(・_・)
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ターザン山本
◆要するに男性とうまく付き合えなかったとか、結婚ができなかったとか、彼氏ができませんとかっていう40代、50代の女性の人たちを相手に、どうすればうまくいくようになるかっていうアドバイスをするんですよ。
そのノウハウを彼女はあるセミナーで学んで、それを仕事にしているわけですよ。
そのビジネスを発展させるために、俺がさらなるアドバイスを彼女にしている形ですよ。
■山本さんが女性側の立場になって、恋愛のアドバイスをしているんですか。
変な時代ですね(笑)
◆たとえば彼女のところに相談者が来るでしょ。
俺はそれがどういう人だったかを聞いて、すぐに「あっ、その人はこういう人だよ」「こんな感性の人だよ」っていうのを全部教えられるわけ。
「このタイプならこうだよ」とか詳細にね。
まあ、個人情報があるからあれだけど、本当は顔を見せてもらったほうが完璧にわかるんだけど。
■人相で。
◆つまりさ、人間って顔が名刺なんですよ。
もう顔にすべてが出ているじゃない。
(・_・)
274
ジョブチューン (録画)
ドラ 小笠原慎之介
(・_・) ナイキ&ディオールのコラボスニーカー200万円を自慢する
275
ジョブチューン
広島 秋山翔吾
(・_・) キングオブウナギイヌ防衛
276
277
ASKA スペシャル テレビ愛知
ニューアルバム
(・_・) 「オリジナルの書き下ろしっていうのはもうやってないんですよ」
278
サンデースポーツ
都道府県対抗女子駅伝
(・_・) スーパー中学生ドルーリー
279
長州力
「長州さんも本当は日本代表になりたかったと思います。帰化して日本籍になればそれは可能なので、『帰化したらどうか』という話もあったんですけど、国籍を変えることへの同胞の反発もあるわけですよ。韓国出身である両親の立場もある。長州力は非常に繊細な人なので、自分の運命すべて飲み込んで、韓国代表になる道を進んだんです」
しかし、韓国代表チームの中で吉田は孤立する。
「韓国という国は自分のルーツではあるけれど、吉田光雄は日本で生まれ育った人。韓国語もまったくしゃべれないから、韓国代表の中で完全に浮いていた。韓国は当時そこまで国力がなかったので、五輪に派遣できる人数も限られている中、自国に住む有望なレスラーを落として在日の吉田が代表となったので、風当たりも強かった。チームには徴兵でベトナム戦争に従軍した人たちもいて、『ぬくぬくした日本から来たお前は何者だ?』という感じだったんでしょう」
ミュンヘン五輪の選手村などで撮られた写真で、吉田が「KOREA」と書かれた韓国代表チームのジャージやブレザーを着た姿は1枚も残されていない。
そこに彼の複雑な胸中を垣間見ることができる
(・_・)
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