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キュウちゃんと語ろう 426
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おはます|ωΦ)ノ
799
マックレー式雪かき車、キ800
ウイングを広げて機関車に牽かれラッセル車で掻き分けられて高く積もった線路脇の雪の壁を切り崩す
800
ロータリー式除雪車、キ600
マックレー車が切り崩して線路内に掻き寄せた雪をローターで線路外にはね飛ばす
ローターの動力は蒸気機関
自走は出来ないので機関車に押されて進む
801
>>799>>800の、先頭から機関車-マックレー車-ロータリー車-機関車と連なる特別排雪列車を
“キマロキ編成”
と呼ぶ
人手も手間もかかるこの特別排雪列車を1両もしくは2両で行える様にしたのが、このロータリー式除雪機関車、DD14
入れ替え用機関車DD13をベースに製造され、2台搭載する機関の1台500PSで排雪もう1台500PSで走行、もしくは別の機関車で推進されて機関2台1,000PSで排雪
雪のない時期はロータリーヘッドを外して貨物入れ替えや牽引に使用され、キマロキ編成に比べ大幅な合理化を達成した
802
日本で唯一、名寄に保存されているキマロキ編成
最後尾には作業員輸送や資機材積載用に緩急車(車掌車)もついた
ラッセル車による除雪能力を越えた異常積雪時の緊急除雪では、このキマロキの前に更に強制排雪用にロータリー車+機関庫が先導する
《マキ-キマロキ編成》
で運用されるコトもあったそうで
803
複線用ラッセルヘッドをつけたDD15
ロータリー式のDD14同様、入れ替え用のDD13型を元に作られたが、こちらは機関車本体はほぼDD13そのもの
夏場はラッセルヘッドを外して入れ替えや貨物牽引に使われるのも同様だが、ラッセルヘッドの着脱に手間がかかり、元々入れ替え用として比較的軸重も大きいところにラッセルヘッドの重量も加わり、線路等級の低い路線には入線出来ないとゆ〜欠点もあった
その為、後に5動軸のDE10に単独の台車に載ったラッセルヘッドを連結する形のDE15型が製造された
804
ラッセルヘッドを前後に連結したDE15
このラッセルヘッドも、当初は二軸台車の中心に油圧ジャッキが仕込んであり、機関庫片側のみに連結して終点でラッセルヘッドの向きを180回転させ復路の除雪をさせるという運用だったが、回転させるスペースの除雪や機関車本体を機回しする側線の除雪に膨大な手間がかかり、結局写真の様に機関車の前後両方にラッセルヘッドを連結する様になった
805
DD14、DD15の元となったDD13
かつては全国の貨物駅や操車場で姿が見られたが、500PSとゆ〜機関車にしては非力な機関を二機搭載して必要な馬力を得ている関係で保守の手間も費用もかかり、非力な割には4同軸で軸重も重く簡易線への入線も困難な為、1,250PSまたは1350馬力機関1機搭載で5同軸の後継機DE10に置き換えが進み、国鉄民営化時にはJRに引き継がれずに殆んどが廃車となった
同型機や払い下げ機が臨港鉄道や貨物輸送のあった民鉄で今でも姿がみられる
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DE10でも入線が困難な線路等級の低い簡易線向けに作られたDD16
4同軸だが1,000馬力機関1機で軸重を抑えた
しかし、そもそもモータリゼーションの発達で簡易線はおろか支線、ローカル線の貨物扱いが目に見えて激減しているのに何も考えずに小型蒸気の代替に同じ数作っちまうんだから、国鉄が破綻するのも無理のない話だった訳で
趣味的にはオモシロい車輌なのだがね
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目が覚めたしミンザイがもう無いからジム来てみた。
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目が覚めたしミンザイがもう無いからジム来てみた。
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