000
キュウちゃんと語ろう 423
+本文表示
はい
552
>>550
だいたい、この辺りでつฅ(ФωФ)
しかし···ネット記事によりまつと、ビジター側でも内野指定席はファイターズファンが多数を占める、そうで
553
>>551
あ、ドラゴンズ以外の事柄
“全てにおいての”
ニワカ登場('・c_,・` )プッ
554
▪️2年ぶりの日本に帰国して驚いたこと
昨年末にコロナが拡大してから初めて、約2年ぶりに日本に帰国しました。久しぶりに戻ったことで感じたのは、デジタル化において完全に立ち遅れていること。そして、若者や子供ばかりにコロナ対策の負担がいっていることです。
私は最近、英国やスペイン、シンガポールを訪れ、家族と滞在していました。この3か国と比較して、日本の課題をクリアに感じてしまったのです。
帰国したタイミングが、オミクロン株が日本で市中感染により広がり始めたタイミングだったので、英国からの隔離は指定施設で6日間、その後に同居人を退出した上で、実家での8日間と長い期間に及びました。もちろん、厳しい感染対策が行われていることを承知の上で帰国したので、隔離政策自体に文句はありませんでしたが、負担だったのがあらゆるプロセスがいまだに紙ベースで行われていることです。
ここ半年で訪れた英国やスペイン、シンガポールでは入国のプロセスについて、情報入力がすべてオンラインで行え、シンガポールについては紙をプリントアウトする必要すらありませんでした。
555
英国やスペインでもサマリーシートの数枚だけプリントアウトして空港で見せればよかったのですが、日本入国の際には重複した情報を何度も家族全員で50枚以上に及ぶ書類に手書きで入力する必要がありました。ここ5年ほど行政手続きを含めてシンガポールでまったく手書きをしない生活を送っていましたから、急にこれだけの手書きをさせられて手が痛くなりました。
私たちは関空に戻ってきて他の空港よりも短い3時間程度で隔離場所である日航ホテルに入室できました。帰国前は隔離時の食事の内容などに不満の声を聞いていたのですが、毎日、温かくおいしいお弁当が毎日提供されて、子供たちも喜んでいました。
ただし、驚いたのは空港での書類チェックです。
外国語の対応もあるためか、多くの海外からの留学生が対応に当たっていましたが、そこでもやはり紙での書類提出のためにかなりの時間がかかります。彼らは皆、簡易マスクのみで対応をしていて、彼らこそ感染リスクはないのかと心配になりました。
日本では若者ばかりが酷使されていると感じる最初のシーンでした。
556
▪️無駄が多すぎる水際対策
隔離プロセスも部分的にデジタル化が図られているが使い勝手が悪い。ダウンロードには、位置情報の確認アプリが2つ、また保健所への健康データの提出のために更にアプリが必要でした。一つになぜまとめられないのか。イギリスやシンガポールではあり得ないことです。
また無駄な行動も多くみられました。その最たるものが何度も何度も、アプリの使用説明書が届けられること。厚生労働省の担当者が隔離状況の確認のために、私たちが滞在していた実家に2度やってきて、その都度すでに空港でもらっている位置確認のアプリの使い方の説明用紙をわざわざ手渡ししてきました。そのやり方がとても不快なものでした。
私たちは保健所からの指導で、食事をデリバリーしてもらうときでも、手渡しは避け、ドアの外においてもらうことで接触しないよう心掛けていました。ところが、厚労省の担当者はどうしても渡したいものがあるからと、わざわざドアを開けさせようとするのです。なんだろうと思ってドアを開ければ、すでに何度ももらっているアプリの説明書類を手渡される。一体、なんの意味があったのでしょうか。
557
▪️若者・子供ばかりに負担が集中
最も驚いたのは隔離機関が終わった後、子どもたちの学校生活を目の当たりにしたときでした。学校や保育園全般におけるコロナ対策です。
英国では昨夏から学校でのマスク着用義務を外したことで、4歳の下の子もロンドンの日本人幼稚園で存分にマスク無しでの学校生活を満喫しました。
一方、年始に東京で1ヵ月間保育園に通わせましたが、食事の時以外はずっとマスクなので残念ながら最後までお友達の顔と名前が一致しなかったようです。ロンドンの幼稚園では入園して数日ですぐにお友達の顔と名前を覚え、学校外でも公園でマスク無しでずっと遊べたことでとても仲良くなったのとは対照的でした。
12歳の上の子はオックスフォードにあるボーディング(寄宿舎)スクールに在籍していますが、こちらも昨年9月の新学期から屋外での活動はもちろん、屋内のスポーツや合唱や演奏などのすべての活動がマスク無しです。子供が感染してもほぼ症状が出ず、先生などスタッフも重症化しづらい30代・40代以下の年代が殆どであることに加えて、外部と隔離されているボーディングスクールの環境を活かした判断です。
558
ボーディングスクールは英国で生まれた仕組みで、過去に数多の感染症を経験し、克服してきた英国社会ならではといえる年代別にうまく生活空間を切り分けたシステムがつくられてます。
日本に滞在中も、オミクロンの蔓延を受けて2歳以上の児童にマスク着用を義務付けるという議論まで登場しましたが、本人たちには殆ど影響のない感染症なので、高齢者の健康のためだけにどこまで子供たちに犠牲を強いるのかについての議論をそろそろ日本でも始めるべきではないでしょうか。
▪️子育て世帯への負担は増すばかり
日本の主要メディアでは、英国のジョンソン首相のスキャンダルばかり報じられていますが、彼は子供たちの将来を最優先に、できる限り経済再開を速める方針で、多くの賛同者を得てます。
米国では幼児期にマスクをしている顔ばかりを見ていると脳の発達の遅れ、表情の認識能力や言語能力にも影響がでるという研究結果も出ます。また、英国では今年2月から陽性者についても自主隔離の必要がなくなりましたが、日本では同級生に感染者が1人出ただけで、すぐに休校となり親がしばらく子供の面倒を見なければならないケースが頻発してます。
559
こうした小さな子供だけではなく、学生たちにも日本のコロナ対策は様々な影響を及ぼしています。経済的な要因やリモート授業ばかりでコミュニティに帰属できない心理的な負担などから、大学生の中退の数はコロナ前から1.5倍のペースになっています。小中高生についてはさらに深刻な影響があり、2020年には499人とその前年の約1.3倍にのぼる自殺者が出てしまいました。
もちろん一定程度のコロナ対策は感染状況に応じて必要でしょうが、将来を担う若い世代の健全な育成を重視すべきフェーズに日本も来ていると考えます。
▪️老人最優先の行きつく先
今回、久しぶりに日本に帰国してもう一つ強く印象に残ったのが日本の物価の安さです。帰国する前に滞在していたロンドンと比べて、東京ですら外食やスーパーで買い物した時に物価が半分から3分の1程度と感じました。
また、小売店でも日本のデジタル化の遅れを度々痛感しました。子供が大好きなマクドナルドなどのファストフード店を何度か利用しましたが、どの店舗でもタッチパネルが用意されてませんでした。口頭での注文が主で、これこそテクノロジーで効率的なコロナ対策ができる分野でしょう。
560
逆に、こうしたファーストフード店において日本以外では、タッチパネルとテーブルサービスがない店舗はほぼ無くなっています。また、コンビニやスーパーにおけるセルフレジの数も少なく、有人のレジに長い行列ができているところもよく見かけました。
私はアマゾンフレッシュなどロンドンでレジレスの店舗を頻繁に利用しています。アプリを使って入店すれば商品を手持ちの袋に入れて外に出るだけで、画像認識のAIが勝手に決済してもらえる。これに慣れていた私としては、スーパーのレジはとても非効率だと辟易してしまうのです。
このように、日本の子供や若者にばかりしわ寄せがいくコロナ対策とデジタル化の遅れは先進主要国の中で際立ってきています。
561
▪️インフレで崩壊する日本の社会モデル
先進主要国の中で異常にコストが安い若者のリソースを酷使することで、アナログモデルをかろうじて維持しているのが現状でしょう。しかし、ウクライナ情勢での資源やコモディティ価格の高騰や、円安の加速で、日本でも生活必需品のインフレが加速していくことでしょう。
そうなれば今のアナログモデルは、早晩限界となることは目に見えています。私たちはすでに日本を離れ、再び英国での生活に戻りましたが、次回帰国する際には、将来の社会の健全な発展にむけた何か明るい材料を見たいと切に願っています。
※このスレッドのコメントはこれ以上投稿できません。